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カテゴリ:溶連菌
「待合で痙攣おこしました」
「坐薬入れて検査します」 「カゼでしょうか?」 「溶連菌(+)です」 1才頃から、AD(ミルクアレルギー)・喘息・熱性痙攣で時々受診する、8才の男の子。兄熱性痙攣。 2才0ヵ月:IgE:68、ダニ3(5.97)、HD3(5.55)、牛肉・サバ・オボムコイド・チーズ・卵黄・イカ・ミルク・卵白・小麦・大豆・オレンジ・リンゴ・ピーナッツ・ソバ・ジャガイモ・ホウレンソウ・胡麻・バナナ・トマト・犬・猫・麦芽≦0.34 3才9ヵ月:IgE:39、ダニ3(8.94)、HD3(7.41)、トリコフィトン・マラセチア・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌・杉・犬・カビ≦0.34、TARC:795 昨日から発熱・頭痛・倦怠感・腹痛あり、来院時39.6℃、待合で強直性痙攣を起こしてしまいましたので、ダイアップ坐剤とアルピニー坐剤を入れて、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 8才10ヵ月:溶連菌迅速(+)咽頭アデノ(-)インフルエンザ抗原(-) 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、CFPN-PI+葛根湯+カルボシステイン+フェキソフェナジン+コカール+ビオフェルミンR内服+ダイアップ6mg坐剤で経過観察としました。 え?熱性けいれん(脳みそ1個蕁麻疹)には黄耆建中湯じゃないのかって?。 粉が内服不能なので、葛根湯錠剤で代用しました。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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