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カテゴリ:口腔アレルギー症候群
「学校健診で白血球が多いって」
「左鼻粘膜真っ赤ですね」 「何なんですか?」 「鼻炎+蓄膿予備軍ですね」 「検査してください」 「食べ物の検査は不要ですよ?」 「桃と梨でのどが痒くなるんです」 「シラカンバと交差性があります」 「白血球は?」 「白血球7910に減ってますね」 鼻炎で時々受診する13才のイケメンサードの男の子。父鼻炎、母薬物×。 学校健診で白血球11400と増多を指摘されましたので、チャンスとばかりに、検査しました。 13才6ヵ月:IgE:184、杉5(69.7)、シラカンバ4(20.4)、ダニ3(10.3)、HD3(7.93)、ヒノキ3(7.60)、ハンノキ3(6.87)、リンゴ3(6.79)、桃3(4.78)、洋梨3(4.22)、イチゴ1(0.37)、ヨモギ0.30、カモガヤ0.21、ブタクサ0.12、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、WBC7910(Bas1.0、Eos5.0、Lym70.0、Mono4.0、Neutr20.0)、CRP<0.05、鼻汁培養:CNS(1+) アトピー体質:IgE:全体の値、は184と、それほど高くありませんでしたが、部分的な数値は、重症花粉症でした。 杉花粉と交差性のあるのは「生トマト」、シラカンバと交差性のあるのは「バラ科」(梨、桃、林檎、苺、桜桃、枇杷、杏、李、扁桃)です。 食べすぎ注意。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年07月23日 23時24分41秒
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