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カテゴリ:動物
「久しぶりですね」
「移動動物園でボロボロが出たんです」 「ハナノド赤いですね」 「犬の検査してください」 「犬(+3)猫(+3)です」 「・・・」 1才頃から体部プツプツで皮膚科受診していた9才の男の子。父AD。母花粉症。皮膚科で軟膏塗布しても良くならず 1才3ヵ月:IgE:12、卵白0.73(+2)、ダニ・HD・卵黄・牛乳・大豆・小麦・ソバ・オボムコイド≦0.34、 1才5ヵ月で亀クリを受診しましたので、除去食+インタール+強酸性水消毒を勧めましたが、あまり積極的ではありませんでした。 2才2ヵ月:IgE:45、胡麻3(4.49)、ピーナッツ1(0.45)、卵白1(0.42)、卵黄・オボムコイド・ミルク・大豆・小麦・米・イチゴ・リンゴ・ビール酵母・トマト・ジャガイモ・メロン・バナナ・カボチャ・トウモロコシ・エビ・黄色ブドウ球菌・カビ・ダニ・杉≦0.34、TARC:969 その後しばらく来院しませんでしたが、犬≦0.34だったので、犬(TPとMDXのハーフ)1名が増えたそうです。危険! 週末、K町アピタの移動動物園に行ったら、全身に蕁麻疹(というより紅斑)が出たので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 9才6ヵ月:IgE:350、杉4(37.0)、イネ科4(20.4)、シラカンバ3(10.3)、ダニ3(8.84)、HD3(8.04)、犬3(7.26)、猫3(5.53)、カビ2(3.22)、蛾・ハムスター上皮≦0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 2才までは食物、その後は環境、2才過ぎるとダニHDペット、6才過ぎると花粉が上昇してきます。 犬3、猫3、両方とも陽性の児は、すべての動物が危険です。数値が上昇すると、さらに危険です。恐い恐い。 AD+紅斑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年09月09日 01時02分23秒
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