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カテゴリ:RSウィルス・百日咳
「夜ヒューヒューするんです」
「喘鳴・陥没・呼吸困難ありますね」 「何なんでしょう?」 「RSV(+)です」 「紹介状もあるんですね」 「念のためです」 「バイ菌の検査もしたんですか?」 「肺炎球菌とヒブが居ました」 「まだ少し鼻水が出ます」 「AZM⇒CFPN-PI抗生剤変更します」 5日前から鼻汁・咳嗽・夜間喘鳴、2日前から39℃の1才10ヵ月の男の子。生後3ヵ月からのAD(卵・牛乳・エビ・ピーナッツ・陽性)が1才前に治癒の既往あり。両親鼻炎。 近医を受診しても咳嗽・喘鳴が良くならないと亀クリを受診しました。 膿性鼻閉と、胸部の喘鳴・ラ音・陥没呼吸を認めましたので、メプチン吸入したら、喘鳴は軽減しましたが、ラ音・陥没は残ります。 鼻汁RSV(+)、咽頭リボテストマイコプラズマ(-) 鼻汁培養:PSSP(3+)、H.influenzae(3+) RSウィルス感染症でしたので、日赤に紹介状をご用意「苦しそうだったら入院のつもりで行ってね」症状は、AZM+ケトチフェン・フ.゚ランルカスト・プルスマリンで良くなりましたので、紹介状は不要でした。 5日後に肺炎球菌(3+)とヒブ(3+)検出の連絡SMSをして、抗生剤変更しました。 RSV気管支炎の児はRSV単独は稀です。 たいてい、肺炎球菌とか、ヒブとか、ブドウ球菌とか、細菌感染が合併します。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年10月05日 17時29分31秒
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