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カテゴリ:皮膚感染症・殺菌・消毒
「カビなんだと思うんです!?」 「なぜ?」 「市販の水虫薬(ルーフ)が効いたんです」 「2月にクラドスポリウム(+3)先月マラセチア(+4)カンジダ(+3)ですね」 「検査してください」 「カビバイキン軟膏試してね」 「・・・」 「甘いものと餅も注意ね」 生後から全身AD、10才から喘息、スイカでOASのあるS玉県の20才の男性(Sakanist)。 11才11ヵ月:IgE:632、メロン0.45、カンジダ・卵白・卵黄・ミルク・大豆・小麦・胡麻・ピーナッツ・蟹・海老・チーズ・キウイ≦0.34 19才6ヵ月:IgE:48730、ダニ・HD≧100、杉63.9、ヒノキ17.1、カモガヤ11.1、クラドスポリウム8.98、TARC:12735 20才0ヵ月:IgE:25830、マラセチア46.3、エンテロトキシンA18.4、カンジダ11.8、TARC:1905 市販の水虫薬:ルーフ(ミコナゾール)を塗ったら良くなったとして亀クリを受診しました。 全身発赤ガサガサカビバイキンだらけで、鼻粘膜の腫脹を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 20才0ヵ月:IgE:22955、HD6(4460.0)、シラカンバ4(29.3)、ピティロスポリウム3(16.3)、黄色ブドウ球菌B3(16.2)、ブタクサ3(8.34)、ビール酵母3(5.43)、小麦2(3.04)、大豆2(1.53)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 市販薬の「ルーフ」を調べたら、ミコナゾールでしたので、フロリード(ミコナゾ-ル)crを処方すれば良いのに、同じイミダゾール系のケトパミン(ケトコナゾール)crとアデスタン(イソコナゾール)crを処方してしまいました。 もちろん、黄色ブドウ球菌専用のフシジンレオ軟膏もね。 いつもの調子で「合うもの探してね」乱発ぼけ老人毒多ぁ。恐い恐い。 もちろん、食生活も気を付けていただきます。杉(生トマトに注意)、シラカンバ(バラ科に注意≒桃・林檎・梨・苺・桜桃・杏・枇杷・扁桃)、カモガヤ(稲科に注意≒パン玄米餅筍玉蜀黍、イネ科じゃないけど柑橘類とジャガイモにも注意)、ブタクサ(バナナ・メロン・スイカ)、カビ(甘いものと餅)。好きならば注意ね。恐い恐い。 AD+皮膚感染症 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年11月02日 22時06分40秒
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