「漢方は使わないでください!」
「なんの漢方ですか?」
「漢方で悪化したんです」
「カビバイキンだらけですね」
「パンもピザも大好きなんです」
「旦那さんの和食に合わせれば治りますよ」
生後6ヵ月から全身ADにステロイドを塗布している県南K市在住の26才の女性。パン、トマト、チーズ、ピザ、バナナ、キウイ、ヨーグルト、紅茶、ラーメン、大好き、父花粉症・皮膚掻痒症、祖父AD?
昨年5月に結婚したら悪化?アパート引っ越したらAD悪化?、H28.5月に脱ステ医受診したら悪化?漢方内服で悪化悪化?~1週間で漢方中止、8月実家に戻ってから症状改善。
26才5ヵ月:IgE:4100、ダニ・HD≧100、杉98.1、犬12.3、猫6.75、小麦0.54、鶏肉0.5
なぜかK町から、亀クリ受診。
どう診てもカビバイキンだらけ(ステロイド皮膚症)。鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の腫大を認めましたので、検査したら、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。
26才8ヵ月:IgE:3479、ダニ6(533.0)、マラセチア5(62.5)、杉5(52.1)、ピティロスポリウム4(18.6)、黄色ブドウ球菌3(4.12)、ビール酵母2(2.64)、イネ科2(1.87)、カビ2(1.54)、ブタクサ1(0.45)、モールドチーズ0.23、シラカンバ0.20、TARC1873、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)
どうやら、漢方が問題ではなく、脱ステイに掛かったのが運のツキだったようです。
脱ステを目標にしてはいけません。いろいろ努力したら「ステロイドが減らせちゃった」結果を言うのはOKです。
ステロイドが良いか悪いかではなく、ステロイドのなかで探していくこと(減らしていくこと)が大切です。
とりあえず、強酸性水消毒とカビバイキン軟膏あたりから試す予定です。
毒多ぁとしては、いい子宮を用意して、いい児を産む。が目標かな。
妊娠中の食事の話をしたら「食べるものがない!」と絶句しておりましたので、余程ひどい食生活のようです。
旦那様は、ごく普通の人で、普通の食生活・嗜好でしたので、わからないことがあったら、怪しい詐欺師(医師・教師・詐欺師・栄養士・助産師・保健師・詐欺師・脱ステ医師・詐欺師・毒多ぁ・嘘つき)に聞かずに、旦那様に聞くようにお願いしました。恐い恐い。
AD+皮膚感染症