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カテゴリ:RSウィルス・百日咳
「ゼーゼーして苦しそうなんです」
「RSV(+)なので紹介状書きます」 「入院ですか?」 「3才なのでX線パシャッと撮って外来通院です」 「入院になりました」 「・・・」 生後1ヵ月から左頬ジクジク・頭部・左耳介部ガサガサのあった3才の男の子。 生後4ヵ月に亀クリを受診しましたが。鼻汁培養:MSSA(1+)。インタール内服は断られました。母の姉花粉症。 生後9ヵ月:IgE:39、卵白3(5.44)、犬・ミルク・小麦・胡麻・大豆・トマト・ジャガイモ・サババナナ<0.10 卵白(+3)でしたが、インタール内服は希望されませんでした。 1才0ヵ月:IgE:66、オボムコイド3(11.2)、卵白3(8.33)、卵黄1(0.50)、ミルク0.28、アジ0.13、ヤケヒョウヒダニ・小麦・大豆・ピーナッツ・チーズ・鶏肉・ホウレンソウ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(-) オボムコイド(+3)でしたが、インタール内服は断られました。 年末年始に豆をたくさん食べたら、前額~頬部に座瘡様ヘルペス様のブツブツと耳介部の発赤ガサガサが酷くなって受診しました。 どう診ても豆っぽいので「隠れ型の豆アレルギー」を疑い、豆除去+インタール内服したら、すっかりきれいになりました。 1才5ヵ月:IgE:81、オボムコイド3(12.0)、卵白3(7.73)、卵黄1(0.35)、ミルク・カシューナッツ・杉・ダニ・HD・小麦・大豆・アーモンド・イチゴ・リンゴ・くるみ<0.10 しばらく調子良かったのですが。。。 3日前から咳嗽があり、昨日受診しましたが、37.4℃。鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査しましたが、溶連菌迅速(-)でした。 AZM内服を処方しましたが、喘鳴呼吸苦があり再受診38.2℃、SpO2:98%。改善しません。 3才0ヵ月:RSV(+)インフルエンザ抗原(-)リボテストマイコプラズマ(-)鼻汁培養:PISP(1+) 念のために、日赤に紹介状書いたら、即入院になりました。 3才でRSV(+)入院。初めてです。肺炎球菌PISPの方が主役だったかも。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年11月17日 02時31分47秒
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