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2016年11月04日
カテゴリ：蕁麻疹・紅斑・紫斑
「2週間前から全身真っ赤なんです」
「ミミハナノド赤いですね」 「ボアラ塗ってるんです」 「紅斑にステロイド(strong)塗っても無駄ですよ」 生後4ヵ月頃から、鼻炎扁桃炎・中耳炎で、時々受診する6才の女の子。両親花粉症､兄姉鼻炎。 2週間前から顔･体部･四肢の発赤掻痒あり､近医でボアラ(strong)塗布、アレロック内服しても良くならないので、亀クリを受診しました。36.7℃。 全身の発赤･紅斑と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、ﾘﾎﾞﾃｽﾄﾏｲｺ(-)、溶連菌迅速(-)でした。 ６才5ヵ月：IgE:9､ｲﾈ科0.10､ﾐﾙｸ･卵白･小麦･大豆･杉･ﾀﾞﾆ･HD･ﾌﾞﾀｸｻ･ｼﾗｶﾝﾊﾞ＜0.10、ｲﾑﾉｶｰﾄﾞﾏｲｺﾌﾟﾗｽﾞﾏ抗体(+) 症状は、AZM+ｱﾚﾛｯｸ内服＋ｵｲﾗｯｸｽHcr塗布で良くなってしまいました。 紅斑や蕁麻疹は皮下の血管に起きるアレルギーですので、軟膏は効きにくいです。 マイコプラズマのスーパー抗原。恐い恐い。   感染に伴う紅斑 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2016年12月08日 23時28分58秒
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