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カテゴリ:医療・制度・法律
「よだれかぶれが治らないんです」
「母のお姉さん金属アレルギーだったよね?」 「え?そうなんですか?」 「ハナ真っ赤なので鼻汁培養します」 「MRSA?」 「トビヒです」 口周囲のよだれかぶれにヒルドイドソフトを塗っていたら、4M健診で炎症を指摘された(受診を勧められた)生後4ヵ月の男の子。母病院Ns、母の姉金属アレルギー。 とりあえずNSAIDs(スルプロチン軟膏or デルマクリンA軟膏 orスタデルム軟膏)処方しました「合うの探してね」が・・・ 鼻汁培養でMRSA検出されましたので、 生後4ヵ月:鼻汁培養:MRSA(1+)、PSSP(1+) インタール内服+FOM内服+フシジンレオ軟膏処方しました。 トビヒでも、MRSAはちょっと嫌です。 児の鼻汁にMRSAが居ても、拡がらなければ問題ありませんが、拡がった時に抗生剤が効かないので厄介です。 今回のMRSAはFOMに感受性がありました。 外来でも時々鼻汁培養でMRSAが検出されますが、たいていは、 1.家族に医療関係者が居る。 2.家族に寝たきりの高齢者が居る。 3.児を連れて病院にお見舞いに行った。 今回も、卵除去のうえ再検査したら、消えていました。 トビヒ≒卵アトピー。恐い恐い。 AD+皮膚感染症はMRSA お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月25日 20時34分43秒
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