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カテゴリ:マイコプラズマ
「ブツブツがひどいんです」
「マイコプラズマ(+)です」 「姉はぐったりしてるんです」 「点滴するので連れてきてください」 生後から喘息で、1才頃肺炎あり、2年前から時々亀クリを受診する、10才の女の子。シングレア・アレロック・ホクナリンテープ。以前杉HD陽性。両親花粉症。黒猫1名白猫4名柴犬2名。 先週から、四肢にブツブツが治らないので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、リボテストマイコプラズマ(+)、溶連菌迅速(±)でした。 症状は、AZM+オロパタジン+カルボシステイン内服+レスタミン軟膏で良くなってしまいました。が。 14才の姉が(4年前から咳喘息)、先週からぐったりして臥せっているとのことでしたので、連れてきてもらったら、37.2℃。鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めました。 検査したら、リボテストマイコプラズマ(±)溶連菌迅速(ー)でした。 尿ケトン(-)。 14才10ヵ月:IgE:200、杉3(15.2)、猫0.11、ダニ・HD・イネ科・犬・蛾・ブタクサ・カビ・黄色ブドウ球菌・マラセチア・ピティロスポリウム・シラカンバ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、CRP<0.05、WBC:7400(Baso0.3、Eos2.6、Lym21.5、Mono6.1、Neut69.5) 脱水ありMINO+タチオン+デカドロン点滴。ソリタT1:200×4でやっと利尿ありました。 その後AZM内服だけで調子がいいです。 姉妹ともに、学校行事と母のギターサークル発表会参加で疲れたようです。 マイコプラズマやインフルエンザなどの強力な病原体は、その児の弱点を攻めてきます。 姉妹でも、症状が全然違うよね。恐い恐い。 妹はマイコでブツブツ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月20日 06時33分37秒
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