「造影剤で真っ赤になったんです」
「いったん消えたのは薬疹・蕁麻疹ですね」
「そのあとにブツブツが」
「ハナノド赤いですね」
「トビヒって言われてます」
「マイコプラズマ(+)です」
白内障と弁膜症の手術の時に蕁麻疹の出たG市の81歳の女性。
年末からブツブツが悪化し「トビヒ」の診断でステロイド軟膏を塗っているが良くならないとして、亀クリを受診しました。
鼻粘膜の腫脹充血を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(-)、リボテストマイコプラズマ(±)、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。
81才9ヵ月:IgE:534、HD2(1.38)、ダニ2(1.37)、イネ科2(0.71)、杉0.29、犬0.28、カビ0.26、ブタクサ・黄色ブドウ球菌・マラセチア・ピティロスポリウム<0.10、TARC:499
MINO+タチオン+デカドロン点滴+AZM+タリオン+メキタジン内服+テラコートリル+フシジンレオ塗布しましたが、少し良くなる程度でした。
81歳で糖尿病などの基礎疾患が沢山あるからね。恐い恐い。
AD+皮膚感染症