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カテゴリ:食物アレルギー
「元気ないですね」
「シシャモで背中が赤くなって7回吐いたんです」 「シシャモ?魚卵かな?」 「検査してください」 「溶連菌迅速(+)マイコプラズマ(+)尿ケトン(3+)です」 「点滴してください」 生後1ヵ月から頭部・体部・大腿部発赤ガサガサ、右後耳介ジクジクのあった、5才の女の子。母鼻炎小児喘息 生後2ヵ月から、亀クリで「トビヒは卵アトピー」の決め付け診療に遭い、除去食+インタールをしておりました。 生後2ヵ月:左耳漏培養:MSSA(3+) 生後6ヵ月:IgE:3、卵白2(1.14)、ミルク・小麦・米・大豆・HD・犬≦0.34 その後良くなってしまい、再検査には来ませんでした。 鼻炎と扁桃炎では時々受診しておりましたが 昨夜から嘔吐7回・ぐったりして受診しました。37.2℃、 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)リボテストマイコプラズマ(+)尿ケトン(3+)でした。 5才0ヵ月:IgE:233、ダニ5(50.6)、HD4(36.9)、杉2(1.20)、卵白・卵黄・オボムコイド・サバ・犬・黄色ブドウ球菌・イネ科<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+) 症状はT1:200×4+MINO+タチオン+プリンペラン点滴+AZM内服で良くなってしまいました。 3ヵ月後再検査の約束が、4年6ヵ月後の再検査でした。IgE:3 ⇒ IgE:233。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月19日 23時45分01秒
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