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カテゴリ:嘔吐・下痢・感染性胃腸炎
「また下痢が始まったんです」
「え?2週間前ロタ(+)でしたよ」 「園でロタ流行っているので検査しろって」 「保険通らないですし医学的にも意味ありません」 「園でロタだらけなのでもう一度検査しろって!」 「法的にもロタもノロもアデノも胃腸カゼで同じ扱いです」 「消えたかどうか検査してください!!」 「ロタ(-)です」 「・・・」 「母乳やってる?」 「ヨーグルトやってます」 「・・・」 2週間前に下痢8回/日あったM保育園の1才の女の子37.4℃。 1才5ヵ月:便:ロタ(+)アデノ(-)ノロ(-)、便培養:陰性 症状は、ビオフェルミン内服で良くなってしまいましたが。 2週間ぶりに下痢2回/日あったので再受診しました。 たいした症状はありませんでしたので「検査不要」「整腸剤だけでOK」と言いましたが「鬼婆園長が」「ロタが消えたかどうか」「検査しろ」と暴れているようです。 お断りしましたが「不必要です」「検査しろ」仕方がないので意味のない検査をしました。 1才5ヵ月:もちろん便ロタ(-)アデノ(-)ノロ(-) どうやら、ロタウィルス腸炎の児にヨーグルト(R-1)を飲ませていたようです。 乳糖不耐性下痢症でした。 食べて治す、飛騨の文化。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月28日 01時46分11秒
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