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カテゴリ:冷え症
「アレルギーの検査してください」
「鼻炎も乾燥肌も熱性痙攣も冷え症です」 「妹が重症ADなので血液検査してください」 「全部ゼロ・冷え症です」 「黄耆建中湯効きましたヽ(^o^)丿」 2才頃から冬季全身カサカサ乾燥肌の5才の女の子。1才半に熱性痙攣、3才中耳炎既往、妹は重症AD+食物アレルギー(1才9ヵ月:IgE:257、オボムコイド70.5、チーズ59.3、ミルク55.0、卵白33.4、卵黄2.80、ピーナッツ0.35、大豆0.27、鱈0.22、ホウレンソウ0.20、南瓜0.16、小麦0.13、キウイ・エビ<0.10、TARC:3264)。 アトピー体質を懸念され、血液検査希望で受診しました。 5才7ヵ月:IgE:27、リンゴ・鮭・ダニ・HD・杉・ヒノキ・卵白・大豆・小麦・ミルク<0.10 アトピー体質は、限りなくゼロですので、冷え症でした。 1才半:熱性痙攣は、脳みそ1個・蕁麻疹状態です。脳みそが真っ赤で、細胞電位がショートしております。冷えのぼせ:上が火照って下が冷える・表面が火照って芯が冷える:頭寒足熱の逆転状態ですので、冷え症対策または黄耆建中湯が有効です。 2才~乾燥肌は冷え症です。空気の乾燥は全く関係ありません。水を塗っても治りません。冷え症のADです。冷えて血のめぐりが悪くなり(循環不全)、自前のあぶら(皮脂)の分泌が悪くなり、結果としてカサカサします。乾燥は原因ではなく結果です。血のめぐりを良くする油脂が「保湿剤」です。昔のジジイ医者はビタミンE(ユベラ)。今時の若手医師はヘパリノイド(ヒルドイド)です。毒多ぁは脂ぎっておりますので、全く乾燥しません。 3才~中耳炎は、鼻炎が重症で耳まで(奥まで)行っちゃった状態ですので、3才に重症鼻炎の始まりです。鼻炎は冷え症のアトピーです。検査の数値が陽性ならば「アトピー性の鼻炎」ですが、数値が低ければ「冷え症の鼻炎」です。冷え症の児は温度変化に弱いです。熱いラーメンをすすると鼻水くしゃみが出る。冷暖房の部屋に入ると鼻水くしゃみが出る。冷たいビールでしゃっくりが出る。 冷え症 = 自律神経失調症です。 小児では黄耆建中湯、成人では補中益気湯が有効です。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月11日 21時21分57秒
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