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カテゴリ:溶連菌
「園でリンゴ病って言われました」
「園で流行ってますか?」 「誰もいません」 「腕と脚には出てませんね?」 「なんなんですか?」 「溶連菌迅速(+)です」 生後4ヵ月頃からAD+喘息で、時々来る3才の女の子。父AD花粉症。 1才4ヵ月:IgE:391、卵白1(0.55)、キウイ1(0.55)、オボムコイド1(0.46)、ミルク0.16、ダニ0.12、大豆0.12、HD0.11、卵黄0.10、ソバ・杉・チーズ・胡桃<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(±) 2才0ヵ月:IgE:202、卵白0.15、キウイ0.12、小麦0.11、カビ0.10、ダニ・HD・杉・ミルク・大豆・イネ科・オボムコイド・リンゴ・グレ-プフル-ツ<0.10 1週間前から頬の発赤が強く、園で「リンゴ病」と言われたので、亀クリを受診しました。36.5℃ 頬部の強い発赤を認めるものの、四肢に紅斑を認めず、鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 3才5ヵ月:溶連菌迅速(+) 頬が真っ赤になるのは、しもやけ>卵アレルギー>溶連菌>伝染性紅斑(リンゴ病)>膠原病、などが考えられます。 溶連菌は感染力が強いので、流行していなくても、可能性があります。 伝染性紅斑(パルヴォウィルスB19)は、感染力が弱いので、集団発生しないと、なかなか感染りません。 また、四肢にもレース状の紅斑が出るのが特徴ですので、今回は違いました。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月31日 23時55分03秒
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