|
カテゴリ:食物アレルギー
「喫茶店のオレンジジュースで酷くなったんや」
「花粉症ですね」 「米もダメって言われたことがあるんや」 「稲科かもしれませんね」 「何やっても良くならんのや」 「70年前にお会いしたらインタールでしたね」 22才から全身AD+喘息だった77歳の女性。家族にアレルギーなし、TP1名。 昨年9月に喫茶店のオレンジジュースを飲んでから、全身ADが酷くなって、良くならないと、亀クリを受診しました。 全身発赤ガサガサは、AD+皮膚感染症と思われましたので、検査しました。 77才4ヵ月:IgE:3855、犬6(967.0)、HD5(84.8)、ダニ5(58.8)、マラセチア4(18.4)、猫3(16.1)、ピティロスポリウム3(5.42)、杉3(4.59)、黄色ブドウ球菌2(2.16)、カビ2(1.86)、トリコフィトン2(1.46)、シラカンバ2(0.93)、イネ科2(0.85)、ブタクサ2(0.82)、蛾1(0.66)、TARC:4552、イムノカードマイコプラズマ抗体(±) ここ55年間、病院から大学病院まで転々としておりましたので、とりあえず、皮膚感染症ぽっぽいので「強酸性水消毒+抗生剤軟膏試用」「70年遡ってインタール内服開始」「30年遡って桃核承気湯でデトックス」を処方しました。 いずれ、以前指摘されていた、食物アレルゲンも検査するかもしれません。 77歳で初インタールは、55年間の治療も不明、検査値も不明でした。恐い恐い。 全身発赤ガサガサはAD+皮膚感染症? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年04月09日 00時24分44秒
コメント(0) | コメントを書く
[食物アレルギー] カテゴリの最新記事
|