|
カテゴリ:マイコプラズマ
「熱が39℃出ました」
「ハナミミノド赤いですね」 「やっと熱が出せるようになりました(^o^)/」 「インフルエンザA(+)です」 「ぐったりしているので点滴してください」 乳児期から喘息でシングレアを内服していた9才の女の子。父ダニHD杉ヒノキ×祖母ブタクサ×卵母エビカニ×。猫は居ない 1才11ヵ月:IgE:14、ダニ0.71(+2)、HD0.59(+1) 喘息を繰り返し、眼と口唇の発赤腫脹と体部ガサガサも良くならないので、4才過ぎから亀クリに来ました。35.8℃。SpO2:95%。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めますが、低体温です。 4才6ヵ月:IgE:174、ダニ4(45.2)、HD4(41.9)、イネ科・ブタクサ・シラカンバ・杉・ヒノキ≦0.34 冷え症の喘息+中耳炎として黄耆建中湯+AZM開始したら調子よくなりましたが、行事のたびに悪化します(リンゴ狩り×運動会×トウモロコシ畑×)。 8才6ヵ月:IgE:366、HD5(74.7)、ダニ5(70.1)、ヒノキ0.14、杉0.11、ピーナッツ・イネ科・シラカンバ・ヤブカ・トウモロコシ・蛾・家兎・黄色ブドウ球菌<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)。 黄耆建中湯まずくて続かないしAZMがだんだん効かなくなり、中耳炎・口唇浮腫・凍瘡・爪囲炎・繰り返しておりましたが 抗生剤変更AZM→TFLX著効。黄耆建中湯→補中益気湯(錠剤発売)著効。 39.1℃あり、久しぶりに、受診しました。SpO2:99%。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したらインフルエンザ抗原A(+)でした。 9才11ヵ月:IgE:261、ダニ5(54.1)、HD4(43.0)、猫2(1.27)、犬0.22、ヒノキ0.21、杉0.15、ピティロスポリウム・マラセチア・シラカンバ・イネ科・カビ・黄色ブドウ球菌・ヨモギ・ブタクサ・蛾<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、CRP0.26、WBC8420(Sta1.0、Seg80.0、Lym11.0、Mono8.0)、尿ケトン(3+) 脱水強く、ラピアクタ点滴で良くなりましたが、解熱後、口唇浮腫と四肢紅斑が出現しました。 溶連菌迅速(-)、マイコプラズマ抗原(±) 喘息は出ずに、症状はTFLX+シングレア+エピナスチン+メキタジン+桂枝茯苓丸内服で良くなりました。 インフルエンザとマイコのダブルパンチでも乗り越えました。恐い恐い。 クインケ浮腫に抗生剤TFLX有効でした 凍瘡~爪囲炎に抗生剤TFLX有効でした。 紅斑に抗生剤TFLX有効でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年04月16日 04時27分28秒
コメント(0) | コメントを書く
[マイコプラズマ] カテゴリの最新記事
|