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カテゴリ:予防接種
「ハナと咳があるんです」
「鼻炎鼻カゼですね」 「予防接種は?」 「母の不安がなければします」 「してください」 「TELLLL腕が腫れて熱が出ました」 「カゼなのに打ってイヂメたからでしょう」 2日前から鼻汁、昨日から咳嗽のある生後2ヵ月の男の子。37.5℃ 膿性鼻閉を認めましたが、予防接種の予約が入ってましたので、やってしまいました。 鼻汁培養:Moraxella catarrhalis(1+) 右上腕に接種した「肺炎球菌」の接種部位が赤く腫れて、39.1℃熱が出てしまいました。 翌日再診したら、鼻粘膜が真っ赤にはれておりました。 鼻粘膜:インフルエンザ抗原(-)RSV(-)溶連菌迅速(-)マイコプラズマ抗原(-) CFPN-PI+ムコダイン内服で、改善しました。 以前、牛アレルギーの児がアクトヒブ(製造の過程で牛の成分使用)で腕が腫れたことがありましたが、プレベナー(小児肺炎球菌ワクチン)は、動物成分が入っていないので、体調が悪い時に接種した毒多ぁの責任でした。 4週間後は、風邪引いていない状態で打ったら、大丈夫でした。恐い恐い。 プレベナー13水性懸濁注:製法の概要 13種類の血清型の肺炎球菌を型別に培養して増殖させ、殺菌後に各々の型から肺炎球菌莢膜ポリサッカライドを抽出し、精製する。これらの肺炎球菌莢膜ポリサッカライドを型別に、ジフテリア菌の変異株(Corynebacterium diphtheriae C7(β197)/pPX3520)より産生させ、回収・精製した無毒性変異ジフテリア毒素(CRM197)と、還元的アミノ化反応により結合させ、混合する。 本剤は免疫原性を高めるために、肺炎球菌莢膜ポリサッカライド-CRM197結合体をアジュバントであるリン酸アルミニウムに吸着させて不溶性とした不活化ワクチンである。 なお、CRM197の製造工程において、カザミノ酸(ウシ乳由来成分)を使用している。 添加物:1シリンジ中:塩化ナトリウム 4.25mg、ポリソルベート80 0.1mg、コハク酸0.295mg、リン酸アルミニウム 0.125mg(アルミニウム換算)、pH調節剤(適量) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年05月21日 14時45分12秒
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