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カテゴリ:溶連菌
「嘔吐下痢10回39℃あります」
「まだ溶連菌±尿ケトン++あります」 「点滴してください」 生後2ヵ月から、鼻炎で時々受診する3才の男の子。家族にアレルギーなし。 生後2ヵ月:鼻汁培養:MSSA(2+) 鼻汁・咳嗽・嘔吐が1週間断続的に続くので、4日前に受診しましたが、鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌でした。 3才11ヵ月:溶連菌迅速(+) 抗生剤(CFPN-PI)内服処方しましたが 昨日昼すぎから下痢10回、昨夜20時から嘔吐3回、今朝嘔吐1回・39.0℃あり受診しました。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大は変わらず、溶連菌迅速(±)尿ケトン(++)ありましたので、点滴ソリタT1:200ml×4+CTX500mgしました。 3才11ヵ月:IgE:7、ダニ0.33、HD0.25、杉・卵白・ミルク・小麦・大豆・牛肉・バナナ・エビ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、CRP0.57、WBC5610(Baso0.5、Eos0.5、Lym20.9、Mono5.5、Neut72.6) 抗生剤も効いていないので変更しました。CFPN-PI⇒AM-PC。 昨年からの溶連菌は、CFPN-PI内服5日で効かず、昔ながらのAM-PC内服10日間に変更した児が50人以上います。 フロモックス耐性溶連菌。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月04日 03時59分23秒
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