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カテゴリ:鼻炎・中耳炎・気管支炎・耳鼻科
「ハナが1ヵ月治らないんです」
「ミミハナノド赤いですね」 「アレロックが効かないんです」 「マイコプラズマ(+)です」 「AZM効きました」 2才半から鼻炎、3才頃から喘息だった7才の男の子。父花粉HD×母花粉HD猫ブタクサ温度差×。 3才9ヵ月:IgE:67.62、HD7.29、ダニ6.03、ヒノキ0.01、アシ・ハンノキ・ハルガヤ・ヨモギ・スギ・アキノキリンソウ・カモガヤ・ブタクサ・0.00 3年前の春に38.5℃、咽頭痛・咳嗽が激しいので亀クリを受診しましたが、鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 4才:2ヵ月:IgE:220、HD6(108.0)、ダニ6(102.0)、杉2(3.38)、カビ・カモガヤ・ブタクサ・シラカンバ・猫・犬・ヒノキ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、鼻汁培養:H.influenzae(1+) 症状はAZM内服で良くなりました。 毎春鼻炎症状がありましたが 今春も鼻炎症状がありましたが、耳鼻科でアレロック1ヵ月も全く良くならないと、3年ぶりに、受診しました。 鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したらイムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 7才2ヵ月:IgE:448、ダニ5(83.3)、HD5(65.9)、杉3(14.8)、ヒノキ3(5.58)、蛾2(2.06)、ヤブカ0.24、タンポポ・ハンノキ・イネ科・ヨモギ<0.10 今回もAZM内服で良くなってしまいました。 耳鼻科で治らない場合、1.マイコプラズマ~AZM or MINO or TFLX内服が有効。2.冷え症~黄耆建中湯有効。3.家族にアレルギー多~IgE検査または抗アレルギー剤変更。 今回は、3年ぶりのマイコプラズマ大流行?でした。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年06月11日 23時29分31秒
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