「大腿が真っ赤なんです」
「ハナノド赤いですね」
「抗生剤CDTR-PI内服してます」
「溶連菌迅速(+)です」
「薬変えてください」
「抗生剤変更→AMPCします」
生後2ヵ月から顔・首に発赤ガサガサがあり、生後5ヵ月から、亀クリで除去食+インタールをしていた、7才の女の子。家族にアレルギーなし。
生後6ヵ月:IgE:5、卵白2(0.74)、HD・ミルク・小麦・米・ピーナッツ・大豆・豚肉・
バナナ・ホウレンソウ≦0.34
生後9ヵ月:IgE:53、胡麻2(2.94)、卵白2(2.74)、小麦1(0.49)、ミルク1(0.48)、トマト1(0.47)、ダニ・イチゴ・ホウレンソウ・サバ・大豆・ジャガイモ・カカオ≦0.34
3才0ヵ月:IgE:9、胡麻1(0.58)、ダニ1(0.45)、HD1(0.38)、杉1(0.36)、卵白・ミルク・小麦・大豆・イネ科・ブタクサ・蛾・カビ・マラセチア・ピティロスポリウム・黄色ブドウ球菌<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)
その後受診しませんでしたが・・・
1週間前から腹部・大腿~下腿に発赤ポツポツ掻痒があり、近医で内服CDTR-PI+セチリジン+アクロマイシン処方されたが、良くならないと受診しました。36.7℃
鼓膜発赤と鼻粘膜の腫脹充血および咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので検査しました。
7才1ヵ月:溶連菌迅速(+)
症状は、AMPC+ビオフェルミンR+カルボシステイン+セチリジン塩酸塩内服+テラ・コートリル軟膏 塗布で良くなりました。
4年ぶりの、血液検査は希望されませんでした。恐い恐い。
溶連菌性紅斑:CDTR-PI無効→AMPC有効