「マダニに食われてから調子が悪いんです」
「ハナノド舌赤いですね」
「なんなんでしょう?」
「溶連菌(+)です」
乳児期から、病院で乳児湿疹を繰り返していた、4才の男の子。家族にアレルギーなし。
1才0ヵ月:IgE:18.26、ランパク0.17、ミルク0.13、ランオウ0.12、ダイズ0.11、オボムコイド0.08、コムギ0.08、HD0.08、ダニ0.06、マグロ・ジャガイモ・サケ・ケイニク・サバ<0.10
2才10ヵ月:IgE?、ランオウ0.18、ランパク0.17、ギュウニュウ・α-ラクトアルブミン・β-ラクトグロブリン・カゼイン<0.10
今年5月にまだに症で救外受診後から、耳介部びらん、四肢発赤が、改善しないので、亀クリを受診しました。
鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら溶連菌迅速(+)でした。
4才6ヵ月:溶連菌迅速(+)
症状は、AMPC内服+テラコートリル塗布で良くなってしまいました。マダニより溶連菌。恐い恐い。
イチゴ舌
溶連菌性紅斑
溶連菌性とびひ