「全身ぼこぼこなんです」
「蕁麻疹ですね」
「変なものは食べてません」
「ハナノド赤いですね」
「何なんですか?」
「帰宅後溶連菌迅速(-)→(±)でした」
生後1ヵ月から顔がガサガサして、キンダベートを塗布しても良くならず、生後6ヵ月に亀クリを受診した女の子。
生後6ヵ月:IgE:29、卵白3(6.14)、ミルク2(1.90)、ダニ・小麦・ソバ・ピーナッツ・大豆・エビ・サバ・バナナ≦0.34
重症アトピーと思われましたが、結果を聞きに来ませんでした。
催促しても来ません。除去食+インタールも断わられました。
生後11ヵ月:IgE:177、オボムコイド5(57.0)、卵白4(37.5)、ミルク4(20.4)、クルミ3(7.43)、卵黄2(3.17)、大豆2(1.54)、胡麻0.29、リンゴ0.12、小麦・トマト・ジャガイモ・鶏肉≦0.10、TARC:3471
その後なんとか説得して、卵乳除去しておりましたが
2才5ヵ月:IgE:190、ダニ4(27.0)、HD4(25.6)、卵白3(6.21)、オボムコイド3(4.44)、チーズ3(4.21)、ミルク3(3.56)、卵黄2(1.40)、胡桃2(0.77)、鰺1(0.45)、大豆0.19、小麦・ホタテ・イチゴ・キウイ・杉<0.10、TARC:1965、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)
今夏、6月頃に、溶連菌性の蕁麻疹がありました。
4才8ヵ月:溶連菌迅速(+)
昨日も全身蕁麻疹あり、救外でアレグラ処方「何か食べましたか?」聞かれたようです。
鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので検査したら溶連菌迅速(+)でした。
5才0ヵ月:溶連菌迅速(+)
春頃から、溶連菌性の蕁麻疹を繰り返している児がたくさん居ります。恐い恐い。
溶連菌性蕁麻疹