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カテゴリ:マイコプラズマ
「リンデロン塗っても良くならないんです」
「AD+皮膚感染症ですね」 「検査してください」 「溶連菌迅速(+)です」 1ヵ月前から四肢の貨幣状湿疹にリンデロンを塗布している24才の女性。母花粉症。 貨幣状湿疹が悪化し、生来の座瘡が悪化したため、亀クリを受診しました。37.3℃ 鼻粘膜の腫脹を認めましたので、検査したら溶連菌迅速(+)マイコプラズマ抗原(-)イムノカードマイコプラズマ抗体(+)でした。 24才6ヵ月:IgE:14、マラセチア・HD・シラカンバ・イネ科・カビ・黄色ブドウ球菌・蛾・ブタクサ・<0.10、TARC<100、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、マイコプラズマ抗原(-)、溶連菌迅速(+) 腹証では、臍上悸と於血(右>左)を認めましたので、桃核承気湯+タリオン+テラコートリル+ベピオゲル+CFPN-PI→AZMで、やっときれいになりました。 皮膚感染症にはリンデロンは禁忌です。恐い恐い。 AD+皮膚感染症 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月19日 02時51分31秒
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