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毒多ぁ亀山の小児科日誌

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2017年12月31日
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「蜂蜜好きですか?」
「大好きです!」
「食べられなくなるよ」
「どうして?」
「ネオニコチノイドで絶滅です」
 住友化学と農林水産省が、日本ミツバチの駆除に立ち上がりました。

 農林水産省は12月25日、ネオニコチノイド系農薬の一種である殺虫剤スルホキサフロルを農薬として新規に認可した。同剤は、ミツバチへの毒性が強いことから、米国では厳しく使用制限され、フランスでも一時禁止とする予備判決が下されている。
 20年ほど前から、世界各地でミツバチが大量死する蜂群崩壊症候群(CCD)という現象が起きている。15カ国53人の科学者からなる「浸透性農薬タスクフォース」(TFSP)は2014年、ネオニコ系農薬をはじめとした浸透性農薬がミツバチ減少の要因であると結論付けた。ネオニコ系農薬は「神経毒性」「浸透性」「残留性」の特徴を持つ。農作物の受粉を助けるミツバチの大量死は、食糧問題にもつながる。
 国連が設置した科学者組織「IPBES(生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム)」の報告書によると、ハチなどの生物がもたらす経済的利益は、世界全体で最大年5770億ドル(約64兆円)に上るとしている。
 ネオニコチノイド系農薬の残留基準値大幅引き上げの問題で、農薬製造大手の住友化学が中心となって農林水産省に適用拡大の申請をしていたことが明らかになった。ネオニコ系農薬は、ミツバチ大量死の原因とされているだけでなく、人体への影響も懸念されており、農薬メーカー、農水省、厚労省の倫理観が厳しく問われている。
 今回対象となったネオニコチノイド系農薬のクロチアニジンは、ミツバチを保護するためにEU(欧州連合)で2013年12月に一時的に使用禁止になったばかり。同月17日には、欧州食品安全機関(EFSA)が「一部のネオニコチノイド系農薬に子どもの脳や神経などへの発達神経毒性がある」との科学的見解を発表した。
 一方、今回の改定案では、クロチアニジンの場合、シュンギクは50倍(10ppm)、ミツバは1000倍(20ppm)、カブの葉にいたっては2000倍(40ppm)など大幅に緩和される見込みだ。なかでも、カブの葉とホウレンソウは40ppm(現行3ppm)とほかの農産物に比べて高い基準値案が設定されている。
 この値は、欧州では、子ども(体重16キログラム)がホウレンソウ1束(40グラム)を食べると、急性中毒を起こす可能性があるとされている。さらに、ネオニコ系農薬は水溶性で食物に浸透するため、洗っても落ちない。

 JT(日本たばこ産業)の人類滅亡計画vs住友化学の日本ミツバチ絶滅計画。恐い恐い。





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最終更新日  2018年01月31日 07時56分17秒
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