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カテゴリ:漢方・東洋医学・アロマ・まこも
「アレグラ処方してください」
「先発品ですね」 「温経湯もお願いします」 「潤ってますね」 「阿膠が入ってるんですよね」 「ニカワの成分です」 「なんのゼラチンか知ってますか?」 「?馬?忘れた><」 「ロバです」 「・・・」 10年前から鼻炎でアレグラ内服(後発品は合わない×しびれる)+時々ヒスタグロビン注に来る58才の女性。家族にアレルギーなし。花・成分・産地などにとても詳しい。 50才9ヵ月:TG287、Tcho236、LDL133、HDL66、L/H2.0、Hb10.0、Ht33.1、MCV82、Fe27、UIBC525、フェリチン<4.9 ロトリガ(EPA/DHA)+温経湯内服+メルスモン(プラセンタ)注開始 58才1ヵ月:TG114、Tcho219、LDL136、HDL59、L/H2.3、Hb13.1、Ht39.6、MCV90 温経湯は、子宮に潤いのない女性の漢方です。 潤いの成分がゼラチン質なのは覚えていましたが、何の動物由来なのか忘れていたら、「驢馬でしょ」と言われてしまいました。 阿膠という名は東阿(とうあ)(山東省東阿県)に産するところから名づけられたといわれ、烏驢皮(ロバの皮)又は牛皮を阿井水で煎じて作ったものが良品らしいです。 漢方には、いろいろと変なものが入ってます。 痔と火傷に使う紫雲膏は「胡麻油」+「豚脂」に紫根と当帰が入ってます。十味敗毒湯には「蝉退」(セミの抜け殻)と「胡麻」が入ってます。白虎加人参湯には「梗米」が、甘麦大棗湯には小麦、ヨクイニンはハト麦、葛根湯には麻黄(エフェドラ≒覚醒剤)、八味地黄丸には附子(トリカブト)、が入ってます。 漢方は変です。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月16日 03時06分49秒
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