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カテゴリ:蕁麻疹・紅斑・紫斑
「蕁麻疹がひどいんです」 「ミミハナノド赤いですね」 「点滴しても良くならないんです」 「原因は?」 「わかりません」 「検査してもいいですか?」 2日前昼食後から全身蕁麻疹のある43才の男性。20年前から鼻炎・杉ヒノキブタクサ。父・弟・花粉症。 昨日近医で点滴されたが良くならず、本日昼食後も全身蕁麻疹↑だったので、亀クリを受診しました。36.9℃ 全身蕁麻疹と、鼻粘膜の強い腫脹充血と軽度鼓膜発赤と咽頭発赤を認めましたので、検査しました。 43才3ヵ月:IgE:314、アニサキス4(21.0)、杉3(9.01)、蛾2(1.32)、小麦1(0.63)、ダニ1(0.42)、鶏肉0.20、サバ<0.10、イムノカードマイコプラズマ抗体(+)、溶連菌迅速(-)、CRP0.08、WBC11360(Baso0.1、Eos0.2、Lym10.7、Mono5.6) 症状は、前医のアレロック・セレスタミンにTFLX内服追加で良くなりました。 鯖アレルギーの人を検査すると、ほとんど全員が、鯖ではなく寄生虫のアニサキスが陽性です。 40年間食べ続けた毒サバに対する解毒能力のバケツが、43才で溢れてしまいました。 今後は、サバを食べるのは、命がけです。微量でもね。恐い恐い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月21日 02時59分08秒
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