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カテゴリ:医療・制度・法律
「ヒトメタニューモウィルスの検査してください」 「hMPV?」 「ずっと調子が悪いんです」 「鼻汁培養させてください」 「バイキンですか?」 「姉H.influenzae(1+)弟MSSA(1+)です」 2才の姉が2週間前に呼吸困難があり、近医でヒトメタニューモウィルス(hMPV)によるクループ症候群と診断されてから、姉とともに、鼻汁・咳嗽・喘鳴・眼脂の良くならない1ヵ月の男の子。父花粉症・蓄膿。 ヒトメタニューモウィルス(hMPV)など、治療もないし、学校伝染病の出席停止(第1~3種)にも含まれておりませんので、園の保婆が騒ぐだけで、何の意味もない、と説明しましたが、園の保婆が納得しないので、検査しました。 姉2才4ヵ月:鼻汁培養:H.influenzae(1+)、Moraxella catarrhalis(1+) 弟生後1ヵ月:鼻汁培養:MSSA(2+)、RSV(-)、FLU(-)、hMPV(-) 症状は、CFPN-PI+カルボシステイン内服+TFLX内服+フシジンレオ塗布で、良くなってしまいました。 ウィルス感染の児が悪化するのは、混合感染(細菌感染)です。恐い恐い
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最終更新日
2018年05月26日 02時07分55秒
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