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カテゴリ:溶連菌
「グリメサゾン効かないんです」 「これはトビヒですね」 「アトピーの検査してください」 「全部ゼロです」 生後8ヵ月から左頬の発赤ガサガサジクジクにステロイド(グリメサゾン)を塗っている男の子。父・兄・花粉症。 4ヵ月間↑↓繰り返しているので、亀クリを受診しました。 鼻粘膜の腫脹充血と咽頭扁桃の発赤腫大を認めましたので、検査したら、溶連菌迅速(+)でした。 1才1ヵ月:IgE:9、卵白・ミルク・小麦・大豆・トマト・バナナ・ダニ・HD・杉・黄色ブドウ球菌<0.10、TARC720、CRP<0.05、WBC11470(Eos5.0、Sta3.0、Seg32.0、Lym54.0、Mono5.0、Aty-lym1.0)、溶連菌迅速(+) CFPN-PI+セルテクト+カルボシステイン内服+強酸性水消毒+フシジンレオ+テラ・コートリル塗布でかなり改善も、再燃したため、再検査したら。 1才2ヵ月:鼻汁培養:H.influenzae(1+)、Moraxella catarrhalis(1+) CFPN-PI内服再開しました。 感染症にステロイド使うと、病原体が増える場合があります。恐い恐い。 溶連菌性とびひ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年06月20日 02時06分02秒
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