今日も忙しかったような気がします。おかげで、体調がすごく悪かったのが良くなってしまった、と言うか、そんなことは忘れてしまいました。
どういうわけか、僕はメスを持つと集中力が上がるようです。今こうして文章を書いていても、ちっともつらくありません。これこそが、まさに僕が大学病院に感謝することの一つなのでしょう。こうした集中力は、知らず知らずに大学病院の医局で培われたのだと思います。おかげで、今日も患者さんに僕ができる限りの最高の治療ができました。
そう言えば、今のwife(今も昔もこの奥さんだけですが)に六本木のパーティーで出会った時、僕は医者になって最も疲れていた瞬間でした。でも、どういうわけか、ペラペラうまく、それもおもしろくお話ができたのです。今から思うと、僕はたぶん疲れすぎていて逆に集中力があふれていたんでしょうね。それで、今の奥さんと結婚できたわけです。結婚してこのかた、会う人会う人にこんな素敵なお嬢さんをどこで見つけたの、なんて言われますから、たぶん、僕にはもったいない女性なのでしょうね。でも、その時以上にものすごく疲れる時が来れば、もっと素敵な女性と出会えるってわけなのでしょうか。たぶん、違うと思うし、今のwifeに言えることでもありませんね。果たして、疲れることは利得なのでしょうか・・・・・?