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美容外科医日記

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2007.07.31
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カテゴリ:美容外科医日記
今日はヒアルロン酸の注入を二人の患者さんにしました。一人はお顔のシワへの注入です。シワにヒアルロン酸を注入するのは、わりと効果的なのですが、実は、ホウレイ線(鼻から口への線)などは、皮膚のたるみも関係しているので、そのたるみの治療も考慮した方がほんとうはいいのです。そう言えば、前にどこかのクリニックで、金の糸でたるみを改善させ、シワへはヒアルロン酸を注入するという治療を普通にしているという話をある患者さんから聞きました。それはそれでいいのですが、コストがかかり過ぎてしまわないのでしょうか?僕のクリニックでもしそんなことをしたら、患者さんはみんな逃げてしまうかもしれません。もう一人は、ヒアルロン酸で鼻を高くしました。
ところで、ヒアルロン酸とは、皮膚の真皮の構成成分ですが、美容外科などでは、このヒアルロン酸をシワ治療やプチ整形に使用しています。ひと昔前までは、例えば鼻を高くしたい場合には、シリコンなどの人工物を使用するのが主流でしたが、今はどちらかと言うと、切らないで注射だけで済ませる人が増えました。その方がダウンタイムも少ないし、大きな失敗も少ないし、後々の心配も少ないなどの理由からです。ちなみに、ダウンタイムとは、施術後に施術部位が通常の状態に回復するまでの時間です。そして、失敗は色々ありますが、例えば、シリコンが曲がって挿入されていたり、短すぎたり高すぎたりです。それと心配とは、異物を入れていることの不安です。それに比べたら、ヒアルロン酸による施術は気軽に受けられますので、今や美容外科にはなくてはならない素材になりました。その安全性はと言うと、色々言われているようですが、少なくとも、僕のクリニックでは、開業して今までに一度も大きな問題はありません。
実際の美容外科の現場では、このようなヒアルロン酸などの注入物にも様々な種類があり、用途により使い分けているのです。その種類により、6ヶ月ほどで吸収されるものから、5年ほど持続するものまで、多種多様あります。僕のクリニックにも数種の注入物があり、これらを患者さんの要望に合わせて使い分けています。しかし、注射をするだけで鼻が高くなったり、アゴが尖ったり、シワが浅くなったりするのだから、確かに割りといい方法と言えるのかもしれません。





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Last updated  2007.07.31 19:00:23
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