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カテゴリ:指をくわえて子どもを見守る?
地方新聞に次男の作文が掲載されていました。税金についての特別授業の後に学年全員に書かされたものらしく、その内の10数人の作文が掲載されたみたいでした。
次男のは、最後の欄にありました。文体が常体で始まったのに途中で敬体になっていたことは気になりましたが、起承転結もしっかり構成されており。主張している内容は、そのまま選挙の応援演説でしゃべってもいけそうな生意気なモノでした。たまたま、版画カンケイの会合があった母は会うヒト毎に、その作文のことをほめられたと言っていました。夫などは、勤務先の病院が今朝からその新聞を取り始めたところで、いきなり我が子の作文が載っていたのに随分驚いたようでした。 「先生にかなり直されたんだ。言葉遣いがキタナイってさ。」と次男はポツリと言いましたが、他の子の作文に比べると、視点がかなり客観的で、自分の立場や利害を問題としていないところなどは、夫やワタシ、それに亡き祖父(ワタシの父)、幼い頃預かってもらうことが多かった叔父などとよく似ているのです。利害を忘れて正論を吐いている内にビンボーくじを引いていたなんてことは、我が一族では日常茶飯事なのですが、そういう性分こそが私たちのidentityなのです。 ADHD故の集中力不足で点取りテクニックをマスターできず、高校受験は甚だ危なげな次男ですが、本質的なところは心配しなくてもいいんじゃないかなと夫婦で語り合いました。精神的な成長の方向は、親の望むところと大きくはずれてはいないようです。 (親ばかに違いありませんが、そう思いたい!) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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