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カテゴリ:家族の肖像
50余年の人生で、バレンタインデーにチョコなどを貰ってもホワイトデーのお返しを一度たりともしたことが無い!という、不埒なオッサン。それがワタシの夫です。もちろん、ここ十数年は、ワタシと娘以外からはバレンタインのチョコをいただけることはほとんど無くなっていました。ところが、今年は新しい職場です。夫についての悪い評判(ホワイトデーに関しての評判ですよ)を知るヒトは皆無だったらしく、なんと5件も義理チョコをいただいてしまったというのです。
若い頃ならば、夫がチョコを貰うとワタシは面白くないカオをしていたような気もしますが、この歳になると、沢山の方々から義理チョコをいただけたということは妻としても喜ばしいことだったりします。ちゃんとお返しをして評判を落とさないようにさせなくちゃ。(一応夫の弁護を試みますと、ケチとかゴーマンとかいうのではなく、気の利いたお返しについて思考を巡らし実行する能力が欠如している、のだというのが、30年間付き合ってきたワタシの結論です。) というわけで、ミニパウンドケーキの詰め合わせを用意してあげることにしました。フレーバーは、ゆず、抹茶、カラメルチーズ、チョコの4つにして、それぞれのレシピはメレンゲの泡立ては無くて1つのボウルでできちゃうコト以外は全く異なるパターンにしてみることにしました。 この試みは、ケーキ作りが大好きな長女にも興が乗るものだったらしく「私に任せなさい。」とばかりにキッチンエイドをブンブン回して、見事な手際でゆずと抹茶のケーキを焼き上げてくれました(材料の計量や、洗いものはワタシがしてという流れ作業でスイスイとできちゃいました。)。後半は、長女は眠たくなってしまったというので、カラメルチーズとチョコのは、ワタシが焼いて(残念ながら、出来映えは長女の方が上みたいですが。)、目出度く24個のミニパウンドケーキが完成しました。 トレイにズラリを並べて、夫にメールを送ったら「ありがとう。」と、可愛げがありすぎる返信がありました。 みなさん喜んでくださるといいのですがね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.15 00:12:27
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