フィーヌシャトーグリエ

2006.04.24

(16)

カテゴリ：ブランデー

フランス A.O.C.指定のワインを生産する地域で、規格外のワインや澱を蒸留して作るブランデーのことを、オードヴィードヴァン（通称フィーヌ）という。同じように、搾りかすを蒸留して作るブランデーのことを、オードヴィードマール（通称マール）という。マールは、イタリアのグラッパに近い。

フィーヌは、最近ブランデーの中で一番気に入っている。オードヴィーは、生命の水という意味らしいけれど、まさに生命力のある味わい。多くのコニャックのような調整感がなく、わんぱくでたくましい。一方で、マールやグラッパよりも品がよい。

先日、シャトーグリエのフィーヌを買ってしまった。ワインのシャトーグリエは飲んだことがないのだけれど、評判の高い白ワインらしい。

このフィーヌ、香りは干しアンズ、乾燥梅干し、白ワインといった感じ。味は、やや乾いた印象だけれども、甘くなく余韻が長い。生き生きとしてキレが良く澄んだ感じがあり、飲んでいて楽しい。ワイン好き、モルト好きの人にもおすすめ。

ワインの方も飲んでみたいけれど、いつそういう機会が訪れるやら・・。

フィーヌ・ド・シャトー・グリエ N.V. /ネイレ　ガシェ

フィーヌシャトーグリエ \11,340(税込)

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Last updated 2006.04.24 18:27:39
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