昨日、近所のバーでシャルトリューズのヴェール(緑)とジョーヌ(黄)を半々に入れたカクテルを飲んでみた。他の材料はなしで、シェークもステアもしない。氷なしの常温である。
シャルトリューズは、フランス産の薬草系リキュールで、緑も黄色も結構甘い。なので、限定品を除いて普段そのまま飲むことは少ない。それなのに、シャルトリューズのハーフ&ハーフを頼んだのは、隣に座っていた老紳士が、バーテンダー氏に「シャルトリューズを50年前から半々にして飲んでいる」という話をしていたからだ。
老紳士いわく、昭和27年(1952年)頃、出来たばかりの銀座のバーでシャルトリューズを半々で飲むことを教わり、おいしさに感動。それ以来、バーに行ったときにはときどき注文している、とのこと。2つの分量は、正確に半分半分でなければならないという。
昭和27年のときに何歳だったのか聞かなかったけれど、20だとしても現在75歳前後である。なのに、何やら溌剌としていてきっぷがよく、話しぶりが僕(じじくさいと言われる)より若い。75歳で、シャルトリューズについて熱く語れるというのは、なかなか格好良い。
それで、僕も試しに注文してみたわけである。かなり甘い味を想像していたけれど、実際飲んでみたころ、想像したのよりかなりおいしかった。2つを合わせたことで、甘さが上品な方に変化したようだ。甘いことは甘いけれど、梅酒を飲める人なら気に入るかもしれない。僕は大変気に入り、2杯飲んでしまった。
シャルトリューズはどこのバーにもあるので、ぜひお試しを。
シャルトリューズ ジョーヌ \2,790(税込)
シャルトリューズ ヴェール \2,890(税込)
>> トップページへ
|
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
もっと見る
|
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x
|