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カテゴリ:コラム
その実情とは? セックス依存症を知る
「セックス依存症」をご存知ですか。「セックス依存症」とは、「セックス中毒」とも呼ばれ「アルコール中毒」や「薬物中毒」と同じようにセックスに依存してしまう状態のことをいいます。 「俺セックス好きなんだけど、セックス依存症なのかな……」と思った方もいるかもしれませんが、「セックス好き→セックス依存症」というわけではありません。「セックス依存症」とは、他の依存症と同様に「セックスを最重要事項として考え、セックスをしたいという欲望を抑えられなくなっている状態」のことをいうとのこと。あまり広く認知されていない「セックス依存症」ですが、他の依存症のように深刻な問題に現在なりつつあるといわれています。 ●セックス依存症に悩む人 数年前、ドイツでセックス中毒であることに悩み、自らのペニスを切断したという事件があったのはご存知でしょうか。セックス依存症の人は、いくらセックスをしても飽き足りず、ずっと性衝動と葛藤を続け、日常生活まで支障をきたす場合もあるようです。またセックス依存症者の多くの人が、過去に虐待(特に、親からの虐待)を経験してきた人が多いともいわれています。 ●セックス依存症になりやすいのは? 一部では、人口の3~6%がセックス依存症で、一般的に女性より男性の方がセックス依存症になりやすいといわれています(セックス依存症というもの自体、あまり認知されていないため、このデータは確実なものとはいい切れません)。 現在専門家の支援やカウンセリングを受けている人の傾向をみてみると、「自分を過小評価しやい、対人関係に左右されやすい」人が多いといわれています。セックスにより、自分の存在意義を確認・存在価値などを見出し、徐々にセックスなしでは無性に不安になったり、鬱状態になってしまうようです。 自分では気がつかないうちに、セックス依存症になっている場合があるかもしれませんし、周囲で悩んでいる人もいるかもしれません。あなたは、このデリケートな問題にどのように向き合いますか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年08月31日 11時19分02秒
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