e9netのブログ

今日、新聞で見たんだけど、

池田高校の蔦監督の映画ができるらしい。

蔦監督のお孫さんが、映画監督で、おじいさんの映画を作るらしい。


蔦監督の思い出はいろいろある。

自分は、イレブン池田は知らない。


池田の甲子園で、たぶん一番古い記憶は、

池田ー東洋大姫路の、雨中の試合だ。

水溜りの田んぼみたいなグラウンドでの試合は見てられんかった。

あと、記憶に残る試合をあげよう。


荒木大輔さんの早稲田実戦はすごかった。

たまたま、１回に、江上さんのホームランがでて、

荒木氏は崩れてしまった。

投手は、１本のホームランで、崩れてしまう。

水野氏の２本のホームランももうやめてくれという感じだった。

なんか、早稲田がかわいそうだった。


広島商との、決勝戦もすごかった。

２死から、８連続安打で、６点先制。

ボクシングで言うなら、１回ＫＯという感じだった。

広島商がかわいそうで、見てられんかった。

池田は初優勝で、感動したものである。


とにかく、池田の人気はすごかった。

池田がでると、いつも、主役級の扱い。

監督が名物監督で、人気があった。


攻めダルマといわれ、バントはあまりしない。

しかし、スクイズは好きだったようだ。

普通は、無死１塁なら、バントだが、しない。

それで、強攻して、ダブルプレーというのがけっこうあった。

そのあと、安打がでて、バントしてたら、１死１，３塁か、

１点が入っていたのになあというのがよくあった。

でも、最終的には、池田が勝っていた。

それも、大差で。


野球はやはり、点取りゲームだと思ったものだ。

１点を守ろうとするのは、それはそれで、いいけど、

やはり、ハラハラして、精神衛生上はよくない。

大差で勝つのが、安心してみてられる。


選手権大会の優勝が、すごい記憶に残っている。

夏春連覇したが、あれ以来、夏春連覇はない。

春夏連覇は、最近は多い。

そういう意味では、夏春連覇のほうが、

春夏連覇よりも、難しいということだろう。


３連覇まで、あと２つだったが、桑田投手にやられてしまった。

桑田投手はあの試合で、スターになった。

桑田さんは、いまでも池田との試合が、一番印象に残っているようだ。

桑田さんによると、池田の選手の打球はほかのチームとは違っていたという。

初回に、２死から、江上、水野が連続安打。

５番打者のセンター返しの打球が、桑田さんがもし取れなくて、

センターに抜けていたら、危なかったと振り返っている。