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2010.05.20
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カテゴリ:日想
成功するためにはライバルの動向に気をとられてはならない

と、いう意見があります。
これはライバルを持ってもいいことが全くないというわけではありません。
むしろライバルを持つことはやる気が高まるのでとてもいいことです。

ただし、あまりにもライバルに勝つことばかり考えすぎると弊害の方が多くなってきます。
ちょっと考えてみただけで4つ出てきました。

・常にライバルのやっていることと同じようなことだけしかできなくなる
・ライバルに追いつけないと自分が駄目人間であるかのように思えてきて自己卑下してしまう
・ライバルに勝つと目標を失ってしまう。
・ライバルの足を引っ張ることしか考えなくなる

どれも苦しいことですね。
私も勉強にしろ遊びにしろ何か物事を行うときは常にライバルがいないと張り切れないところがありました。
そしてどんなに自分のレベルが低くとも、常にトップをライバルにしないと気が済まないところがあります。
何か向上心を持ってやるときは、常にトップクラスをイメージしながら行っているときです。
そしてそんなときじゃないと成長することができたためしがなかったように思えます。

誰か先生に物事を教わる時も、その人が最高の知恵を持っていると思いこんで教わってましたし、そう思いこめないと教わることができません。
これは普通の人に言うと笑われかねないので言ったことがありませんでしたが、せっかくの匿名の世界だし遠慮なく言わせていただきましたw

誰しも最高の知恵を持っているので、そのことを信じながら物事を教わると、実は本当にとても上手くいきます。
教わる側が教える側の知恵を最高に引き出すことができるからです。
物事を正しく教わるということは決して受け身の行為ばかりではないのです。
間違っていることを相手が言ったら、質問を投げかけたり、矛盾点を指摘したりすることで相手の中の本物の知恵を引き出すことができます。
これは教わっている自分のためだけでなく、教える側の相手のためにもなりますね。
物事を教える側と教わる側という立場に固執しないで自由に教えたり教わったりし合うことが肝心ということです。

先生、そしてライバル、自分を高めてくれる理想的な存在をぜひとも持ちたいものです。
1に先生、2にライバルといったところでしょうか。
そして一人の存在がその両方の役割を兼ねることがあるから世の中は不思議で面白いです。





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Last updated  2010.05.20 10:52:40
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