2006年12月の記事一覧 | よねじゅんぶろぐ

楽天グループ納会に田中投手登場

今日は楽天グループの納会が都内のホテルで行われました。毎年恒例の行事なのですが、今年はグループ社員約2000名の大パーティーとなりました。今年もスペシャルゲストはイーグルスの野村監督、新人田中投手、岩隈投手、関川選手、西谷選手、野村克則コーチの6名。また今年J1昇格を果たしたヴィッセル神戸の監督と選手も参加しました。何と言っても期待の新人田中投手が登場では全社員から大歓声を浴びました。これで楽天グループの全日程も終了です。皆さん今年もお疲れさまでした、そしてまた来年もよろしくお願いします！控え室での島田社長と野村監督ステージにあがり緊張の面持ちの田中投手参加してくれた選手たちと野村監督

2006年12月29日

ジュニアトーナメント優勝！

福岡で開催されている12球団ジュニアトーナメントで、楽天イーグルスジュニアが優勝したとの一報が仙台に入ってきました。午前中行われた準決勝はオリックス相手に4-2、決勝戦はジャイアンツとの試合で息詰まる投手戦の末1-0で優勝！全国に”東北野球ここにあり！”と轟かせた試合でした。数回に渡る合宿や練習など準備を万全にしたことが勝因だと思います。選手の子供たちやご父兄の皆さん、そして安部コーチやスタッフの方々本当におめでとうございます！これを景気付けに来年は楽天イーグルスも飛躍の年にしましょう！（楽天スポーツより

2006年12月28日

山崎武選手が契約更改

2回目となった山崎武選手の契約交渉が行われ1時間の交渉の末無事更改となりました。山崎選手にはプレーヤーとしての活躍はもちろん、実質的なチームリーダーなので精神的な柱となる存在として大きな期待をしています。さて、これで既存全選手の契約更改が完了しました。総括として、今年は昨年以上に良いコミュニケーションが図れたと思います。特に感じたことは、新たな施設も完成し来年は結果を残さなければならないという意識が選手の中で強くなっていることです。また、選手側からも球団に対する”前向き”な要望事項も多数出てきました。これも選手会と良く話し合って対応してゆきたいと思います。いずれにしても、これで来年に向けてチーム一丸となって戦う体制のベースができたと思います。来年は各選手にとって飛躍のシーズンになるようにフロントも最大限の努力をしてゆきたいと思います。（会見する山崎武選手楽天スポーツより

2006年12月27日

犬鷲寮のラウンジが完成

泉にある合宿所「犬鷲寮」内に選手ラウンジが完成しました。当初ここはMeetingRoomだったのですが、選手が少しでも寛げるスペースにするためにソファやLAN回線の設置、野村監督が投手に推奨する”ダーツ投法”の習得？に向けたダーツゲームの設置など趣向を凝らした環境になっています。まだ完成していませんが窓の外にはウッドデッキも設置する予定です。選手同士、寮長とのコミュニケーションの場としてフル活用してほしいと思います。年明けには今年のドラフトで入団した新人選手たちが入寮してきますので、寮長中心に万全の体制で迎えたいと考えています。

2006年12月26日

今、今、今の連続

朝８時から六本木オフィスで毎週行われている全体会議、その後社長も交えた会議に出席して帰仙しました。フルスタのオフィスで執務、その後夜はお客様との会食で1日が終了。今年もあと数日で終わりますが、今日のようにスケジュールに追われる日々で、あっという間に1年が通り過ぎようとしています。もちろんサポート部門として大きな目標を追ってきましたが、まだまだ足りない部分が多い球団だけに「今やらなければ！」と思う気持ちの連続だったような気がします。「今」を大切にすることで「課題」が多く見つけられた1年でした。

2006年12月25日

物事を客観的に見る力

私は楽天本社にマーケティング部長として勤務していたころ、東京郊外に家族で住み長男が所属する少年野球チームのいわゆる「お父さんコーチ」をしていました。今日は久しぶりに「お父さんコーチ」の集まり（飲み会）がありました。野球好きのお父さんの集まりなので、当然我がチームの話、松阪移籍の話、ついには球界改革の話まで発展して、酒の勢いも手伝い居酒屋は”熱い会議室”と変貌してゆきました。そこで気づいたこと。野球界に入って真剣に考えて議論している認識と、一方では中に入ってしまったために見えなくなっている部分があるのかもしれないということです。ファンの想いとそれに応えようとする球界。硬直化、利益優先主義、妥協････うまく行かない理由を考えたとき、「自分や物事を一歩引いて客観的に見る力」が自分にはまだまだ不足していることを感じました。

2006年12月24日

楽天ジュニアチーム

今日から３日間、楽天イーグルスジュニアチームの最終合宿が行われています。２６日から福岡ドームで開催される１２球団ジュニアトーナメントに向けた最終調整となります。今日はフルスタで仙台選抜チームとの壮行試合が行われ、順調な仕上がりぶりを見せて見せてくれました。昨年は４位に甘んじましたが、今年は是非優勝を狙って頑張ってください！試合終了後に観客に挨拶するジュニアチームの面々

2006年12月23日

山崎武選手は保留

今日は午前中東京で打ちあわせが1件ありました。午後は仙台に戻り山崎武選手との契約交渉が行われました。結果は「保留」となりましたが、私は球団として越年しようと何度でも話し合いたいと思います。球団と山崎選手、お互いの信頼関係を保つためにも。（会見する山崎武選手楽天スポーツより

2006年12月22日

12球団代表者会議

午前中はパリーグの各球団代表による理事会、午後からは12球団代表者会議がコミッショナー事務局で行われました。議題は来年からスタートする「クライマックスシリーズ」について。特に上位球団に対するアドバンテージの問題が議論されました。結果としてはアドバンテージはなしということとなりましたが、パリーグ内では今年まで実施してきたプレーオフ制度からパリーグだけでもアドバンテージが必要との意見も出ました。しかし、同じタイトルの下で行われる同シリーズなので、勝ち上がりも同一方式になって良かったと思います。しかし一方で、日本シリーズの権威性の問題も今後は真剣に考えなくてはならないと思います。その後、イースタンリーグ運営委員会に出席し、夜はパリーグ理事会の忘年会がありました。パリーグの皆さん、今年もお疲れ様でした。

2006年12月21日

創設時の「志」を忘れずに！

今日は午前中新規採用スタッフの方と打ち合わせを実施。午後からも社内の打ち合わせをして夕方の新幹線で東京へ。久々の六本木ヒルズのオフィスで人事部（楽天ではぴーぷる部といいます）の新卒採用向けの取材、その後野球団創設メンバーでの食事会がありました。当初4名足らずで始まった野球団立あげ時代の苦労話に花が咲きました。2年の時が経って会社も大きくなりましたが、当初の「志」を常に忘れずに仕事にあたりたいと改めて思いました。

2006年12月20日

藤井選手契約更改

今日は藤井選手との2回目の契約交渉で無事更改となりました。査定内容や球団に対する要望事項など良い話し合いができたと思います。今年は野村監督初年度で試行錯誤もあったと思いますが、自身最高の成績を収めたことは球団として高く評価しています。同時に来期は正捕手にいちばん近い男だと思いますので大いに期待しています。（会見する藤井選手楽天スポーツより

2006年12月19日

比較的落ち着いた1日

今日は仙台で数件の打ち合わせがあったものの、比較的落ち着いた1日でした。入団発表が終わると今年の大きな球団行事は一旦終了となります。それでもチームスタッフたちはもう2ヶ月を切った久米島キャンプのスタートに向け着々と準備を進めています。そう考えると実質的には1年中、本当に落ち着く暇がないのがこの業界なのです。皆さん今年もあと少しです、頑張りましょう！

2006年12月18日

結婚式

昨日の夜に札幌入り。今日は２軍総務担当である森川くんの結婚披露パーティーでした。森川くんは2005年の1月に入社した球団の準創設メンバーです。広報、２軍興行の担当を経てその実力が認められ、現在は２軍チーム運営と管理全般そしてイースタンリーグ所属各球団との調整など重要なポジションに就いています。私からすると部下というより共に球団を創ってきた「同志」という感覚ですが、野球に対する情熱や愛情を忘れずに今後も球団幹部として活躍を期待しています。とにかく、おめでとうございます！末永くお幸せに！パーティーに参加した私、松井２軍監督、河野ファームディレクター。奥にいるのが森川くん。

2006年12月17日

新入団発表会

今日は大安吉日。ドラフトで指名した選手との正式契約と新入団発表会の日です。朝9時からホテルの部屋で各選手との正式契約が個別に行われました。午後からは野村監督も参加されて同じホテル内で入団会見、その後商工会議所主催の歓迎パーティーに出席するなど新人選手は大忙しの1日でした。私は夕方から空港に向かい札幌へ、明日は2軍総務担当である森川くんの結婚式です。

2006年12月16日

新入団選手との食事会

今日は午前中から夕方まで会議漬けでした。16日に会見を控えた新入団選手は昨日から仙台入り、今日は２軍の施設や1軍のクラブハウス、フルスタの見学やマスコミ対応でした。夕方からは私も参加してご家族もご一緒に食事会が開かれました。明日はいよいよ正式契約と入団会見です。青山学院から入団する横川選手とご両親駒大苫小牧から入団する田中投手とご両親国学院大学から入団する嶋選手とご両親東洋大から入団の永井投手と三菱川崎から入団の渡辺選手と私

2006年12月15日

山村投手契約更改

今日は山村投手の契約交渉がありました。何度も記載している通り、この交渉は単に年棒金額を決定する場ではなく、きちんとコミュニケーションをして会社と選手が信頼関係を構築して来年を迎えることが大切です。山村投手は1回目保留しましたが、今回も2時間半にわたり納得の行くまで話合いをして結果的にはサインＵＰとなりました。今期チーム最多の7勝を挙げた山村投手、彼自身も高いモチベーションで来年に向けた決意を語っていました。皆さん彼の来年の活躍にご期待ください。（会見する山村投手楽天スポーツより

2006年12月14日

マスコミとの懇親パーティー

今日は夕方まで会議や打ち合わせなどなど。そして夜はフルスタのEAGLES-NESTで担当記者や地元TV局などのマスコミの方々をお招きしたパーティーに参加しました。ささやかではありましたが、今年もお世話になった記者の方々へ球団からの感謝の気持ちで開催されました。新聞記者、いわゆる「番記者」はこの秋の人事異動でほぼ球団創設時に担当だった方が全て担当を外れてしまいました。番記者はの定期的にローテーションするので仕方ないのですが、球団創設時に取材していただいた記者の方々は私の中では「同胞」のうような感覚なので少し寂しい気がします。でも彼らももう一回り大きくなって帰ってきてくれることを信じています。マスコミの皆さん、今年も1年間ありがとうございました。そして来年もよろしくお願いします。NESTでのパーティーの様子抽選会の様子。私はチームジャンパーをプレゼントしました。NESTのテラスから見た冬のフルスタ。綺麗でした。

2006年12月13日

福盛投手契約更改

今日は午後から福盛投手の契約交渉を行い大幅ＵＰで更改しました。今期の福盛投手は小倉投手と共にリリーフエースとして素晴らしい活躍をしました。1点差ゲームが昨年の27試合から36試合に増え、更に勝率も5割を記録した陰には彼ら中継ぎ投手陣の功績が非常に大きかったことは事実です。彼には更に実績を積み重ね、来年はチームの「顔」的な存在になることを期待しています。夕方からは、球団発足時より支援していただいているマイチーム協議会の激励報告会が市内のホテルで行われました。新人選手に加え岩隈投手も出席して大いに盛り上がりました。また、普段はお話をすることがない応援団の皆さんにもお会いできたことが良かったと思います。飛翔会絆、荒鷲会の方々をはじめ応援団の皆さん、今年も本当にありがとうございました。（契約更改でサインＵＰし会見する福盛投手楽天スポーツより

2006年12月12日

磯部選手契約更改

今日は礒部選手との契約交渉を行い2時間以上に及ぶタフな交渉の末、無事契約を更改しました。結果は年棒ダウンとなりましたが、FA宣言をせずにイーグルスに残留し来期に賭ける彼の真剣な姿勢が印象的でした。球界再編の中で近鉄から我がチームに来てくれた功績、新チームで大変な時期に選手会長として選手をまとめてくれた功績と気苦労は本当に感謝すると共に球団としての評価もしています。来年は彼本来の実力をグランドで思う存分発揮してほしいと思います。頑張れ！「ミスター・イーグルス」。（契約更改でサインＵＰし会見する礒部選手楽天スポーツより

2006年12月11日

プロ野球シンポジウム「夢の向こうに」

今日は秋田でプロ野球シンポジウム「夢の向こうに」が開催されました。このイベントは「後輩の高校球児たちに自らの経験を直接伝えたい」「球界に恩返しをしたい」という現役プロ野球選手の熱い想いが高野連と選手会、NPBを動かし2003年から開催されている意義のあるシンポジウムです。学生野球界には、プロ野球関係者との接触を厳しく制限する学生野球憲章なるものがありますが、このイベントが高野連との関係改善に大きな役割を果たしているのです。今回は我が楽天からは高須選手、鉄平選手、一場投手が参加、ヤクルトからも4選手がパネリストとして出演し、高校球児たちに適切なアドバイスや指導をしました。タイトルにあるとおり高校生たちに”夢の向こう側”が少しでも感じてもらうきっかけになればと思います。パネリストとして参加した選手たち（ヤクルト：石川投手・鎌田投手・米野選手・田中選手／楽天：一場投手・高須選手・鉄平選手）高須選手から指導を受ける高校生

2006年12月09日

岩隈・高須が更改

今日は高須選手と岩隈投手の契約更改でした。金額が大きくなると交渉の難易度も高くなるのですが、大切なのは経営サイドのメッセージを正確に伝えることと、本人がその期待に応えるためのコミットメントをすることだと思います。そのためのコミュニケーションを十分にとることがやはり重要なのだと思います。（契約更改でサインＵＰし会見する岩隈投手楽天スポーツより

2006年12月08日

契約更改で２名の保留者

今日も引き続き契約更改。鉄平選手と川本投手はサインＵＰしたものの、山村投手と藤井選手が保留となりました。金額条件や評価内容などの認識の差異はあるものの、内容的には良い話し合いができたと思います。年に一度の交渉の場なので選手にとっても悔いなく来年度を迎えられるよう、年度でも話し合いに応じようと思います。一年間本当に頑張った選手たち。我々球団だけでなくファンの皆さんにとっても大切な存在なのですから。（更改後に笑顔で会見する鉄平選手楽天スポーツより

2006年12月07日

「楽天ドリーム」の取材

今日も引き続き契約交渉、４名の選手が契約を無事更改しました。夕方からは、楽天市場が出展店舗様向けに発行している機関紙「楽天ドリーム」の取材をお受けました。たまたま、楽天に2003年2月度入社の同期である山田くんが担当ということで久々に再会、同期に取材をされてちょっと違和感はありましたが1時間ほどで無事完了。まだ試合で結果も出ていないのに店舗様への明確なメッセージをお伝えするのは難しかったのですが、創業から2年間の組織づくりという話題を中心に、私も楽天市場のマーケティングに関わった人間として少しでもお役に立てればという想いでお話しました。取材の様子

2006年12月06日

契約更改とは

今日も1日の大半を選手との契約交渉に費やしました。今日は一場投手の更改もあるので報道陣も多数会社に来ていました。ところで今日は契約更改について考えているところをご紹介します。私は、この交渉はただ単に報酬を決める会議ではなく、経営サイドのメッセージを伝え、それに合致した行動を引き起こしてゆくコミュニケーションツールだと思います。実は私は楽天本社の正社員ですが、私たちも年棒契約で同じような評価制度と報酬制度で動いていますので、そういう意味では一般企業もスポーツ選手も同じなのだと思います。その選手に期待する項目を提示し、それに応えた選手に正当な報酬を与える。これが会社と選手との信頼関係となりチームも会社も正しい方向に向かうのだと思います。その意味でも契約更改とは本当に重要な場面だと考えています。（契約更改でサインＵＰし笑顔で会見する一場投手楽天スポーツより

2006年12月05日

12球団実行委員会

朝の新幹線で東京へ。今日は毎月定例のパリーグ理事会と12球団実行委員会が開催されました。午前11時から午後4時30分過ぎまで昼食を挟んでほぼずっと会議･･･。毎月思うのですが、もう少し効率的な情報共有と議論の場の設定はないものでしょうか。もちろん全国から各球団の代表が集まってくるので、集中的な会議となってしまうのは避けられない現状もあるのですが。私の席から見た会議の様子

2006年12月04日

施設紹介～チーム統括室

今日は午前中スタッフとの面談があり、午後は資料作成＆整理とメールチェックを行いました。12月になると年度決算や年末年始対応で球団事務所も慌しくなってきます。考えてみればもうキャンプインまで2ヶ月を切るタイミングです、本当に早いですよね。さて、フルスタ隣接のクラブハウス内の紹介ですが、今日は私たちチーム統括運営本部の事務所をご紹介しましょう。写真がその事務所の全景になりますが、決して広くはないスペースに20個ほどの机が並んでいます。ここにはチームを影で支える事務スタッフが常駐して、例えば選手の登録抹消を連盟と行ったり、運営予算管理、データベースの入力、クラブハウスの管理、地域で実施される野球塾のプランを立てたりといった具合です。私もこの部屋で執務をしています。当初は本当に少ない人数で対応していたのですが、2年目になりスタッフもだいぶ増えてきました。彼らもまた影でチームを支える重要な役割を果たしているのです。

2006年12月02日

ハワイ・ウィンターリーグでの成果

今日も６名の選手と契約更改を実施。有銘投手、朝井投手、河田選手などハワイ帰国組との交渉でした。「チェンジアップのヒントを掴みました！（有銘）」「変則投手からの打撃方法が分かりました（河田）」など、３選手からはハワイでの成果を報告受けて本当に派遣して良かったなと思いました。この成果を来シーズンに是非活かしてほしいと思います。

2006年12月01日