カテゴリ:茅ヶ崎市美術館
小雪舞い氷雨ふる今日(1月18日)の茅ヶ崎。からだかブルッと震えるほど寒い一日でした。
こんな日はインドアだなぁと美術館へ。案の定、企画展は数人しかいない静謐な館内でした。 茅ヶ崎在住のアーティスト、城田圭介氏の「消失する主体 拡張する静寂」という企画展。 写真と油彩を合わせた何とも不思議な作品でした。スナップ写真を核にその周辺に拡がっているかのような架空の風景を油彩で描いています。最初観ると理解するまで、しばらく時間が必要です。 面白かったのは人物のスナップ写真。主客が転倒しているかのよう、本来は人物の後ろに隠れていたものを油彩で重ね描き、もともと存在していた人物はその油彩の中へ沈んでしまい、あたかも透明人間になってしまったかのような作品群です。 文章の説明ではなかなか理解できないと思います。 この企画展は鑑賞者の見ること、感ずること、考えることを、ためされるような展覧会のような気がします。(作品の写真はパンフレットより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.01.25 11:10:07
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