|
|
|
2020.02.13
カテゴリ：最近みた映画
『ジョジョ・ラビット』 ナチス、戦争、ユダヤという重いテーマをコミカルに、そしてシリアスに描いていた作品でした。しかし、冒頭からビートルズの曲に乗って映像が流れ、この作品のポップな感じを伝えています。 戦争ものというと悲惨で無惨で残酷ですが、この作品では、それらをコミカルに描き、ジョジョのかわいらしさ、ママや少女の美しさ、映像の美しさをスクリーンに投影しています。 感受性豊かな10歳の少年の心の変化、揺れ動きを、始めは空想のアドルフ・ヒトラーとのコミカルな掛け合いから、次第にユダヤ人少女との気持ちの交流により、変化していく少年心をうまく表していました。 靴、靴ひもが重要な要素となっており、ママの衝撃的なことも、スタートからエンディングまでずっと引っ張って行きます。 全編、かわいらしさ、美しさ、そして愛の強さ自由の素晴らしさを描いていますが、その対比に戦争や暴力、迫害の恐怖、悲惨さ、残酷さ、無惨さを忘れてはならない作品でした。
 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2020.02.16 15:32:34
コメント(0) | コメントを書く |
|
