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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:オークランド生活
NZにワーホリに来てから早くも4ヶ月が過ぎ去りました。
この国に来た当初の目的というのは「ワーホリ1年をいろんな経験をしながら過ごす」というのももちろんあったんですが、あわよくばその先ワーホリからワーク・ビザに切り替えて現地(NZ)で就職できたら・・・という夢も抱いてやってきました。 今も「いつか海外でバリバリ働きたい」と言う夢は捨ててないですが、でも最近思うのは・・・NZで就職という選択肢は私の中にはきっぱりとないなぁ・・・という事。 もっとはっきり言ってしまうと、NZは私の肌には合わないのかなぁ~と感じ始めています。 このブログって、きっとNZが好きで読んでくださってる人もたくさんいるだろうし、私も旅を通して見るNZは本当に大好きなので、今までなるべく否定的な事というか本音は書かないようにしてたんですが、そろそろ次のステップを考えた時に、どうしてそういう思いに至ったのか・・・と言う経過報告も一応書いておかないと・・・と考えたりもしたので、今日はちょっと本音を書いてみる事にしました。 読んで気分を害してしまうような文章だったら、ホントにすみません。 今の会社に勤め始めたのは、かれこれ一ヶ月ちょっと前。 小さな会社だし、仕事の事なのであんまり詳しい事は書けませんが、社員のナショナリティは日本人がメインなものの、基本的に扱う書類は全て英語だし、対応するお客さんや契約してる業者はAll Kiwiなので、使う日本語は同僚と話す時のみって感じで、私にとってはかなり素晴らしい環境です。 ただ働き始めて、すぐにいろんな違和感を感じるようになってきました。 ・・・最初のカルチャー・ショックは(^^;)、無秩序なファイリングの束を見た時。 実は私が働くちょっと前までオフィスにいたのはKiwiの人達だったので、社内には彼らが残した爪痕が実にいろいろ残ってます(^^;) まぁこれはたぶんうちの会社の問題で、他のKiwiの会社のファイリングが全部そうだとは言えないと思うけど、とにかく一体何の目的で、このファイルがファイリングされていたのか?が全く読み取れないぐらい統一感ゼロと言うか、ありとあらゆる資料がバラバラぐちゃぐちゃにファイルされてて、早く仕事の流れを覚えようと過去の資料を探してた私にとっては思わず目眩を感じてしまうような、Kiwiの仕事っぷりに激しく疑問を抱く最初のきっかけでした。 お陰で資料探しをしようとファイルをチェックしても、当然のごとく資料は見つからないので、まずはファイルをきちっと整理しなおす事から始めなければならず、ファイリングに没頭してるうちに「あれ?当初の目的は何だったっけ?あ、○○の資料探してたんだ」って事もしょっちゅうでした(笑) それから業者や役所なんかに電話をしたり、直接会ったりする用事がいろいろあるんですが、はっきり言って「あんた達ホントに大丈夫か?」と聞いてしまいたくなるほど、適当でいい加減な人達が多く、驚きを通り越してひいてしまうというか、私の理解を超えてるというか・・・(--;) 例えば業者から「今日の午後3時に会いたいけど、オフィスにいる?」と言うので、わざわざ書類を用意して待ってたけど来なかったり(結局その人はその5~6日後にいきなり何事もなかったようにオフィスに現れた)、来ると言ってて全く来なかった業者もいるし。 業者に問い合わせのメールやFAXを流しても、それに対しての反応が来るのは次週かそのまた次週。 まぁ最近は私も学習したので(--;)、支払いやお金が絡むような案件とか、すぐ反応が欲しい問い合わせなんかは極力電話を使うようにしてるんだけど、そういう場合でも「今、担当者がいないので折り返す」と言われてしまうし、じゃあ折り返しよろしくねって感じで電話切っても、待てど暮らせど電話はかかってこず。 しびれを切らして、もう一度こちらから電話すると、担当者が普通に出たり・・・。(折り返すんじゃなかったんかい!?) 問い合わせも内容によって、細かい質問事項をいちいち電話で説明するのがキツイ場合は、やっぱりメールやFAXに頼らざるをえないんだけど、そうなると確実にお返事は来週以降に持ち越されてしまうので、メールやFAXを送った後はすぐ電話をして「今メール(FAX)送ったから、すぐ回答よろしくね。ところであなたのお名前は?」という具合に、担当者の名前を聞いておくと少し効果があるみたいで、数日以内には返事が帰ってくる事が多い。(これが日本だったら、一時間もかからず返事がもらえると思うが) けど、中には名前を聞いても相変わらず返事を寄越さない会社もあったり、そうなるとちょっとキレ気味にまた催促の電話をしたりして・・・。 この間契約してる業者に電話した時は・・・ 私:○○の契約の件で、ちょっと確認したい事があるんですけど・・・。 業者:何の契約? 私:○○の契約ですよ 業者:そんな契約結んでないよ 私:(はぁ?!←声には出さず)いやちゃんと結んでますよ。契約ナンバーは○○○で、契約終了日は今年の12月までになってるし・・・ 業者:Oh ok. How may I help you? 私:・・・・・・ なんていうか、私とあなたはビジネスの契約を結んでる関係なんだから、そこまで私に説明させないでよ!って言いたくなる事が実に多い。 それにこちらが何か質問を投げかけても、仕事をしたくないからなのか「そんなこたぁ俺は知らん。よそで聞け」みたいな対応を本当によくされます。役所に限らず、こちらがお金を払って契約してる業者でもさえも・・・。 最初は自分の英語の出来なさ加減に毎回へこみながら電話してたので、そういう言い草にもビビッて素直に従ってたけど(笑)、回数を重ねてくうちに「これはこちらが食い下がらないと答えを教えてくれないんだ・・・」というのが段々わかってきて、最近は「俺(私)の仕事じゃない」と言われても、じゃあ誰に聞けばいいの?他に誰も聞く人がいないからあなたに聞いてるのよ、教えてくれるまで電話は切らないよ・・・と言う態度でいると、ようやく望んでる答えを教えてくれたり、資料をFAXしてくれたり。 けど、それもこちらがネットなり雑誌なりで予備知識を身につけてから質問しないと、肝心なところは話を簡単に端折るので全部詳しく説明してくれないし(一番知りたい情報が端折られたりする)、本当にこちらが1から10まで言わなきゃ何もしてくれない。 銀行行けば人によって言う事全然違うし、前回できた事が今回いきなり「ダメ」って言われるし、なんか本当にスムーズに事が済んだ事が一度もないのです。 要は仕事をするのが面倒くさいし、自分の言った事が原因で責任を追及されたくないんだろうなぁ・・・というのが、すごくひしひしと伝わってきます。でもそれじゃこちらの負担は大きくなる一方だし(^^;) まだこちらにも余裕があれば、そういうのもたぶん笑って許せるのかなぁ?と思うけど、相手の返事次第で片付いたり片付かなかったりするような仕事なので、片付かない仕事がどんどんたまってって、たまに本当に忙しくてキーッってなってる時に訳わからない対応をされると「やる気ないんだったら、仕事なんかすんな!」と怒鳴りたくなる事があります。 そんな感じでほぼ毎日こんな事が起こってるので、常に「マジでキレちゃう5秒前」な私ですが、でもイラっとした後に冷静になって考えると、たぶんこれは私が「やる気がないんだったら~」云々とキレる筋合いではなく、逆にKiwiにしてみりゃ「こっちの仕事のやり方が気に食わないんだったら、NZで仕事すんな!」って感じなのかなぁ? NZに呼ばれてないのかなぁ~?私と・・・(笑) その2へ続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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