びみょ～にエコロジー

映画の割引券があったので，『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』を見に行った．
実はタイトルを覚えていなくて，窓口で「編集者みたいなタイトルの映画」と言ったら笑われてしまった．そういえば『愛を読む人』もタイトルを覚えていなくて「本を読む人みたいなタイトルの映画」と言ってチケットを買ったんだっけ．まあ大体合っているから良いか．

予告編を見る限り地味だけれど悪くはなさそうに思ったのだけれど，10/14から全国順次公開らしいが観客は10数名といった感じでがら空き．おかげで適度に前の方の真ん中近くの席で見ることが出来た．
主要な登場人物は編集者のパーキンズとウルフ．それに加えてパーキンズの妻，ウルフの愛人？とフィッツジェラルド，ヘミングウェイぐらいしか登場しない．
カーチェイスも派手な爆発もなく，淡々と話が進んでいく．
パーキンズは室内でもずっと帽子をかぶっている．
どの言葉がどの作品からの引用なのかを知っていれば楽しめるかもしれない．あとは出版関係？の英単語の知識も？下に思いっきり結末をネタバレ．

名編集者パーキンズ（下巻） [ A．スコット・バーグ ]

最後，ウルフは脳腫瘍で倒れ，病院で死亡．ウルフが病院で書いていた手紙がパーキンズに届く．