|
カテゴリ:暮らし
2月4日(日)付けの朝日新聞(朝刊)に、
『「使い捨て」でいいのか』 という題で編集委員の記事が掲載されていました。 「働く人の3割を占めるまでになった非正規社員の処遇など、 働き方のルールをどうつくるのか。国会議論がはじまった。 「労働は商品ではない」と国際労働機関(ILO)が 「フィラデルフィア宣言」で掲げて60年余り。 労働をめぐる根本思想が問われている。」(記事本文より) 書き出しで、編集委員は以上のように問いかけています。 非正規社員の処遇は正規社員とは比べものにならないくらい劣悪で、 ボーナスも昇給もない。 しかし、働く内容は同じ。 続けて問いかけます。 『「労働」は「商品」なのか「人間の営み」なのか。』 労働は現在、商品と化し、不況という名の元、 相応な対価が支払われない状況です。 しかし、庶民は日々の生活を営む上では背に腹は変えられない という心境で低賃金に甘んじているように思います。 違う、こんなんじゃない!私は叫びたいです。 企業は過去最高の利益を上げているのに、 なぜ庶民はその恩恵を受けることなく、 労働の場でも、正規と非正規で差別を受けるのか? 『思いと逆に「経済危機」からの緊急避難のはずの 「低コスト経営」が定着した感がある。だが、 働く人のやる気や社会の活力がうせて、未来はあるのか。 経営者自身が「労働の再生」を考える時だ。』 記事は、こう締めくくっていました。 この国に暮らす私達も、もっと考えていかなければならないと思います。 ↓こんなサイトを見つけました 非正規雇用者比率の推移(社会実情データ図録) ↓こんな本もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.04 20:02:49
コメント(0) | コメントを書く
[暮らし] カテゴリの最新記事
|