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テーマ:自転車日和(482)
カテゴリ:自転車
今朝の朝日新聞1面に「自転車道を整備拡充」の掲載がありました。
自転車が絡む交通事故が増えている増えていることから、 警察庁と国土交通省が自転車の通行ゾーンの整備指針をまとめる方針を固めたそうです。 先週、警視庁が東京都内で自転車の一斉取締りを実施したり、 自転車の事故に対しての意識が変わったと思います。 新聞の記事の中にも書いてありましたが、 元々、道路交通法上、自転車は原則として車道を走るべきものであって、 歩道を自転車が走るのは例外的に自転車通行可の指定がかけてある所しか走ることはできません。 しかし、自転車が普通に歩道を走っているのが現実です。 それは何故か? 私にも経験があるのですが、車道の路肩を走っていると、 幅が狭いせいで、自動車が減速せざるを得ず、 自動車からあおられたり、怒声を浴びせられたりして 怖い思いをしました。 自ずと自転車利用者は自らの身を守るために、 歩道へエスケープしてしまいます。 けれども、歩道は歩行者が居るので、 スピードを上げることができず、 自転車の効率性も失われてしまい、その苛立ちから、 歩道でも自転車による歩行者の間をすり抜けるとう技を使う人が現れます。 それを見た歩行者や今度は自転車に対して恐怖感を覚え、 いつしかそんな輩は「暴走自転車」などと呼ばれるようになってしまいました。 そもそも、道路利用者が道路の法律を知らないということと、 道路の整備が遅いことに対し、時代の変化が早すぎるという矛盾もあります。 国民の一人一人が身の回りのことや、社会のことを理解し、 協調する意識を持って生活すれば暮らしはよくなるはずです。 身勝手な意識が、日本を益々荒廃させていくのだと思います。 高度経済成長期以降発展を遂げてきたモータリゼーションは、 ここらで変革の時かもしれません。 自転車利用について大いに議論する時代が来ているのではないでしょうか。 そして、自転車道整備を早く! 「捨てない生活-快適なドイツ流ライフスタイル」税込 1,470円 【内容情報】楽天ブックスより 自転車は50年経っても修理して使い、包装紙は何度でも再利用。そんなドイツの無駄のない生活は、どうして成り立つのか。日本と何が違うのか。 「自転車生活スタートガイド-街乗り・通勤・ツーリング」税込 1,575円 【内容情報】楽天ブックスより サイクリスト急増中!本書で始める自転車との楽しいつきあい方。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.13 16:38:26
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