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カテゴリ:MOVIE
10月24日に封切りになった「沈まぬ太陽」を観てきました
もともと、10年ほど前に新刊で発行されたときに全巻読み深く感銘し、その後、山崎豊子作品を読み漁るほど自分の人生に深く刻まれた物語です。 「沈まぬ太陽」は映像化は難しいと言われ続けていましたが、いつか映画化して欲しいという願いがやっと実現したのでかなりの喜びと期待でいっぱいでした。 上映時間は3時間22分。途中2時間近く経ったところで10分間の休憩が入ります。 主演の渡辺謙の演技は素晴らしく、その脇を固める役者人も超一流の方々ばかりでその演技により映画は盛り上げられています。 映画の構成としてはアフリカで狩をするシーンから御巣鷹山墜落事故、過去にさかのぼり労働組合での労使抗争、海外たらい回し勤務と時代が行ったり来たりして、原作を事前に読んでいないとストーリーについていけないかもしれません。 また、3時間22分という長い作りですが、原作のすべてが盛り込まれるまでにはいたらず、もう少し表現して欲しい部分もありました。 あと、飛行機はCGで描かれちょっとチープな感じもしましたが、役者の演技がそんなことは忘れさせてくれたと思います。 昔、小説を読んで涙した部分のシーンはやはり同じように涙が出てしまいました 実際の自分の生活の中でも理不尽なことが多く、嫌気が差して投げ出したり逆らったりしたくなることが多々ありますが、現実を正面から受け止め自分が今何を判断し行動すべきか、信念を貫き通し後悔しない人生を送ることがどんなに大切かを考えさせる映画だったと思います。 それぞれ見る人によって評価は違うかもしれませんが、見た人の数だけ評価はあって良いと思います。 そういえば、映画を観に来ていた人達の平均年齢はかなり高かったです。。。 渡辺謙主演映画『沈まぬ太陽』ドキュメントブック お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.03 23:33:50
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