叔母の死
ちょっと暗い話だが…近い親戚の叔母が亡くなった。以前はとても元気だったが、2.3年前より心労が重なってか、原因不明の病に倒れてしまった。私は、時折母にとともに病院を訪れたりしていた。しかし、去年の春、叔母の容態は悪化してついに意識不明になってしまった。私自身は、幸い両親が健在で元気だ。正直、他人事のような気がしていた。死というものが、よくわからなかった。生きていることは当たり前のような気がしていた。母は、いつも病院に行くと叔母に(母にとっては、妹になるのだが、)話かけていた。「今日は天気がいいよー!!寒いけどねー」ぼさっと突っ立っている私に母は、「あんたも何か話かけなさい!」と、よく叱られた。とてもとても、こわかった。あんなに元気な人がこんな風になってしまうんだと思うと。。意識不明になりもうすぐ一年になりそうな頃、叔母は旅立った。とても急だった。人の死は案外あっさりとくる。今まで幸い身近な人の死を経験してこなかった私。今回初めて死をまのあたりにして一日一日を大切にしよう、自分の人生を大切に生きようと強く思った。生きることは、楽しくもあり、辛い事もある。まるで修行のようだと思う。なげだしてしまいたくもなるけど、たくさんの愛の中から生まれてきた私。改めて両親、そして日々支えてくれる仲間に感謝したい。そして、叔母さんおつかれさまでした。ゆっくり休んでくださいね。