社会人アメフトXリーグセカンドステージ・オービック対ノジマ(11月9日)
僕が応援しているオービックシーガルズは、関東中地区リーグ戦において4勝1敗で地区優勝を逃す結果となりました。しかし、ここでジャパンXボウルとライスボウルへの道が断たれたわけではありません。関東の東地区・中地区と関西地区のリーグ戦上位各3チームによる「セカンドステージ」によって準決勝へ進める4チームが決定します。オービックシーガルズはセカンドステージの2戦(今日の対ノジマ戦と16日のエレコム戦)に連勝することで準決勝に進むことが出来ます。前回の躓きを反省して「2位からの逆襲」でライスボウル優勝を目指すためには、もう負けられません。今回は川崎富士見競技場でノジマ相模原ライズと対戦しました。雨の予報でしたが、何とか持ちこたえました。ノジマも力をつけているチームなので、油断は出来ません。試合前の選手の表情をスナップ。写真はキッカー・パンターの金親洋介選手(背番号1)。キックオフ・トライフォーポイント・フィールドゴール・パントリターンの場面で力強くボールを蹴り上げます。試合開始は14時30分。オービックの先攻で始まりました。先発QBは菅原俊選手(背番号6)。前回畑卓志郎選手(背番号12)をフル出場させて失敗したので、今回はパーフェクトなプレーが求められます。ですが、重圧をものともせず持ち前のコンパクトで緻密なプレーで確実にボールを進めます。守備もこれに応え、ノジマにパスやランをさせません。前半は攻守の相乗効果で積極的にタッチダウンを稼ぎます。菅原選手自ら走って決める場面も。攻撃の動きを助ける坂口裕選手(OL,背番号77)。相手の守備の動きを抑えます。前半は37対0でオービックが逃げ切りました。後半は日も傾き、照明が灯りました。QBも菅原選手から畑選手へ。前回の失策を取り戻したいところですが、ノジマが息を吹き返して失点を許します。やはり畑選手のプレーぶりは菅原選手と比べても稚拙。やはり、大事な試合では物おじしてしまうのでしょうか?それを守備で補う印象が見えましたが、時間が経過するにつれてスタミナが落ちていく感じも見受けました。精神力の向上が、一番のカギかも知れません。最終スコアは44対21。オービックシーガルズが逃げ切りました。最後は古庄主将の挨拶のあと、今季の関東中地区のリーグ戦においてチーム歴代記録の更新がありました。このほど、菅原選手のパッシング歴代記録と萩山龍馬選手(WR,背番号85)のレシーブ獲得ヤードの歴代記録がそれぞれ1位となり、これまでの記録保持者であったOBの松本義幸さん(QB,1992~2001年在籍) ,河本晃さん(WR,1991~1999年在籍)からそれぞれ花束贈呈が行われました。次回は11月16日、大阪市長居公園にある金鳥スタジアムで関西地区の優勝チーム・エレコム神戸ファイニーズと対戦します。試合開始は14時30分。ジャパンXボウルとライスボウルへ向け、皆様のご声援を宜しくお願いいたします。