郵便値上げに思う
きょうから6月です。本日から郵便料金が改訂され、通常はがきが62円に値上がりしました。これは郵便会社が行った海外投資の失敗を端緒とし、その穴埋めをするためのものと考えられます。損失の穴埋めが済んで黒字を回復すれば「はがき50円・封書最安80円」に戻すべきなのですが、もしそうなったとしても、利用が伸び悩めば一層の値上げも想定できます。これ以上、郵便料金を上げることは「ユニバーサルサービス」の観点から好ましくありません。株式を上場したとはいえ、郵便事業は国家インフラの根幹ですから、常に低料金で確実に輸送サービスを行わなくてはいけないのです。だからこそ、郵便サービスを利用する側の努力がまず必要と僕は考えます。まずは、手紙やはがきを積極的に出すことです。急がない用事なら電話やメールでなく、手紙で。懸賞ははがきで応募しましょう。最低限1日1枚、応募はがきを出しただけでも利用促進につながります。はがきや切手は、郵便局やコンビニ・酒店・煙草店などの、オフィシャルの販売箇所で買いましょう。そうすれば、郵便会社は潤います。金券店で安くまとめ買い,という方法もありますが、金券店が潤うだけです(個人的主観かも知れませんが)。利用が増えれば、サービスを提供する側も割引サービスなど知恵を絞るはずだから。ともかく、こんなときだからこそ、郵便を積極的に利用しましょう!