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カテゴリ:鉄道
先週福岡へ行き、キヤノンEOS-KISSで撮影したなかから、811系電車を取り上げます。
811系は平成元年、JR九州として民営化後初の独自設計による福岡•北九州都市圏向け通勤車両として登場しました。211系や415系1500台を進化させたフォルム,赤青を組み合わせたシンプルなストライプは新時代の登場を予感させました。 4両編成で、車内は博多〜大牟田間で競合する西鉄特急を意識し背もたれ転換式クロスシートを搭載、主に門司港〜小倉〜博多〜大牟田間の快速列車を中心に投入。特急列車の補佐をしながら、福岡•北九州•久留米•大牟田の4大都市間輸送並びに通勤輸送を担いました。 その後平成5年に813系電車が登場、平成23年に817系の新仕様が登場してもトップの座は揺るぎませんでしたが、登場から30年が経過したのを機に大規模な更新改修工事が始まりました。 行先表示を幕回転式からフルカラーLED点灯式に改め、集電装置をシングルアームに交換し、ストライプも明るい青に変えました。ただし、車内はクロスシートからロングシートに改められています。通勤輸送の増加への対応が表向きの理由ですが、現実にはクロスシートだと立ち客がドア付近にかたまり中程まで入ってくれないため乗降に手間取り、遅れが日常化しているからのようです。 さらに一部の編成には検測機能を付加した「レッドアイ」となりました。フロント部分のロゴマークが赤になり、独自の文字ロゴも入っています。これら更新改修工事もあり、しばらくは活躍する姿が見られるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024/10/23 07:08:05 AM
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